みなさん、こんにちは。
今回の2年生の生化学実習では、
タンパク質の定量を行いました。
使用したタンパク質は、
前回分離し透析した卵白アルブミン水溶液です。
久しぶりに使用試薬の調製から行いました。
同時にサンプルの調製も行いました。
最初に、吸収スペクトルの作成を行いました。
タンパク質の極大吸収波長の280nmは確認できたかな。
卵白アルブミン水溶液の吸収スペクトルです。
280nm付近に極大吸収がでていますね。
2年生は、手書きの吸収スペクトルを作成中。
さらに、紫外吸収法により
卵白アルブミンの定量(計算法)を行いました。
次に比色分析による定量を行いました。
今回は、タンパク質なので、
ビウレット法によりタンパク質の定量(検量線法)を行いました。
タンパク質標準液のビウレット反応です。
濃度により色の濃さが変わります。
サンプルのビウレット反応です。
サンプルも濃度を変えて測定をします。
測定終了後、
お互いの測定データについて意見交換かな。
今年の2年生は、班だけではなく、
みんなで取り組むことが多いです。
共通認識がもてるので、いい傾向だと思います。
十分な結果が得られ、
卵白アルブミンの定量ができました。
2年生のみなさん、
この調子で頑張っていきましょう。
タンパク質の実習は、あと2回続きます。
しっかり取り組んでいきましょう。