湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2019年 10月アーカイブ

わんにゃん通信No.935「わんちゃんの耳掃除」

みなさん、こんにちは。
今回はわんちゃんの耳掃除方法についてご紹介します。
 
わんちゃんの耳の特徴は、耳道構造がはじめに縦穴(垂直耳道)があり、次に横穴(水平耳道)へとつながることです。
そして、犬種によって被毛が密なため、耳道内が蒸れやすく、細菌繁殖がしやすいため定期的な掃除が必要とされます。
 
耳道皮膚に異常を認めないときは、外から見える範囲の汚れを、洗浄液を含ませた綿などで優しく拭き取ります。
飼い主さんが自宅でできる方法としてもおすすめです。
 
わんちゃんは立ち耳、垂れ耳があります。


垂れ耳は立ち耳に比べ、耳道内の湿度が高く、細菌増殖をしやすいです。垂れ耳をめくり上げ、定期的に処置をしてあげましょう。

 
耳道内の毛を取り除くことでも、外耳炎予防ができます。
トイ・プードルやシュナウザーなどは耳毛が特に密なため定期的に毛抜きを行いましょう。
 
耳毛を抜く際は鉗子とイヤーパウダーを使うと抜きやすいです。毛並みに沿って数本ずつ抜きましょう。


 
耳道内の掃除が必要な際は、鉗子に綿を外れないようしっかりと巻き付け、洗浄液で掃除します。

 
ごっそり!!

 
とれた耳垢は直ぐに捨てるのではなく、検体として左右どちらの耳垢かわかるようにしておきましょう。
検査後、これらの耳垢は感染物となるため処置台の上は消毒液を使い掃除を行います。
 
外耳炎が悪化する前に定期的な予防を心がけましょう♪
 
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バイオ通信No.2022「最後まで頑張りました3」

みなさん、こんにちは。
 
最後の展示は、食品担当チームのご紹介です。
生活の中で、身近な部分もありますので、ご覧ください。
 
ちょっと写真が見づらいですが、すみません。




 
2年生の授業には、食品の授業もあります。
食品担当チームも、授業等で学んだことを生かして、展示を作成しました。
あまり聞き慣れない用語も、自分たちで文章にしたり、絵や図にすることによって、理解できることも多かったと思います。
 
2年生のみなさん、湘央祭は中止になりましたが、最後まで展示の作成、お疲れ様でした。
 
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バイオ通信No.2021「最後まで頑張りました2」

みなさん、こんにちは。
 
湘央祭の展示の第2弾です。
今回は、石鹸担当チームのご紹介です。
 



 
2年生では香粧学を学びます。
学んだことを生かして自分たちで考え実験に挑戦をしたようです。
 
インターネットの情報も大いに活用し、今回は、ドライフラワー入りの石鹸に挑戦をしたようです。
 
第3弾は、食品担当チームの展示を紹介します。
 


バイオ通信No.2020「最後まで頑張りました1」

みなさん、こんにちは。
 
台風19号の影響で、10月12・13日に開催予定だった湘央祭が中止になりました。
湘央祭では、毎年、2年生が展示を紹介しています。
今年度も展示の準備をしていたのですが、中止になり、ご紹介ができませんでした。
中止決定後も、2年生は、最後まで展示の模造紙を頑張って作成しました。
 
そこで、少し遅くなりましたが、オープンキャンパスで展示をいたしましたので、みなさんにご紹介いたします。
せっかくなので、写真だけの紹介ですが、全3回でご紹介させていただきます。
 
第1回の展示は、実験動物学担当チームの展示です。



 
展示のまとめにもありますが、実験動物に対して、興味や理解をもっていただければ幸いと思います。
第2回は、石鹸担当チームの紹介です。
 
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バイオ通信 No.2019「アガロースゲル電気泳動」

1年生の遺伝子操作学実習ではプラスミドを材料にして、DNAの取扱い方、DNAの分離分析、遺伝子工学の基礎を学んでいきます。
今回はアガロースゲル電気泳動法によりプラスミドDNAの断片を分離します。
 
サンプルは分子量マーカーのλ-Hind Ⅲ digestとプラスミドです。

 
一人づつサンプルをアプライしていきます。

 
手が震えないようにしっかりと固定します。

 
サンプル溝から漏れないように慎重に。。。

 
マイクロピペットの取り扱い方も慣れてきましたね。

 
サンプルを入れ終わったら100Vで電気泳動開始です。

 
操作している姿も様になってきたようです(^^)/

 
アガロースゲル電気泳動は頻繁に行いますので
しっかりと覚えてくださいね♪
 
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わんにゃん通信No.934「メス刃の装着」

こんにちは(^_^)
 
外科動物看護実習 Ⅰ でメスについて学びました。
メスは組織を切開する上で欠かせない器具です。
 
取り扱いを間違えてしまうと自分が怪我をしてしまう恐れがあるので、正しい扱いかを覚えることがとても大切です。
 

先ずは持針器やペアン鉗子などでメス刃を持ち、スライドさせて刃をメスホルダーに装着していきます。
 
取り付ける時と取り外す時で刃を持つところが違うので注意です!!



 
始めは持針器で持つ刃部分が狭く、上手く持てなくて大変でしたが何回か繰り返したらコツがつかめて装着できました(・∪・)
メスはどの手術でも必ずと言っていいほど準備されている器具です。
しっかり覚えていきましょう(^∪^)v
 
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わんにゃん通信No.933「わんちゃんの紹介」

みなさん、こんにちは。
 
動物看護コース2年生のグルーミング実習Ⅱでは、学校飼育動物に限らず、学外のわんちゃんに協力をしていただき、実習を行っています。
 
シェルティのチャーリー君

体格が大きく、毛量が多いので、シャンプーとその後の乾かしが大変ですが、穏やかな性格で、トリミング台の上では暴れることなく、とても協力的な子です。
 
ミニチュア・ダックスフンドのアールくん

小さな身体で、おとなしそうに見えるアールくんですが、大きな声で作業を中断させることが得意です。
アールくんに甘えさせないように、興奮させなように行うことがポイントです。
 
ミニチュア・ダックスフンドのブルックくん

ほとんどのわんちゃんは爪切りやシャンプー、カットを怖がりますが、ブルックは実習中楽しそうに尻尾を振り続けます!
人のことがとても好きで、何をされても嬉しそうに見つめ、顔を舐めてきます。
アールくんと同じく、カット中などに動き回り、怪我をする恐れがあるため興奮させないことがポイントです。
 
グルーミングに限らず、動物を扱う際はその個体に合わせた対応をすることが大切です。
これから、グルーミング実習で今回紹介をした3頭を担当するときは、参考にしてみてくださいね♪
 
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バイオ通信No.2018「化学実習2」

みなさん、こんにちは。
今回は、バイオコース1年生の化学実習の様子をご紹介します。
 
なんだかんだで、化学実習は久しぶりの実習のような気がします。
1・2期のおさらいをかねて実習を行いました。

 
今回は、班ではなく、各自で、希釈系列の調製して、測定をします。
忘れていること、操作方法などを確認しながら行いました。




 
測定終了後、データのまとめです。


 
ここまでは、1・2期の実習でも行いました。
今回は、さらに実習について課題を課してみました。
 
すると何人かで集まり、課題について、お互いに相談をしているようです。
良い傾向ですね。わからないことは、みんなで解決・理解できるといいですね。

 
相談に参加できなかったクラスメイトにも、内容を教え合っていました。
1年生のみんさん、この調子で、みんなで、頑張っていきましょう。
 
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バイオ通信No.2017「手形培地を使って手指消毒の効果を見ました」

みなさん、こんにちは。
 
応用生物科学科1年生の「微生物学実習」で、手形培地を作製して、

各自が手洗い・消毒前後で、手指に付着している菌の数に変化が見られるかどうかを確認します。
 
まずは手洗い・消毒前の手指を1枚目の手形培地にペタンとあて、培養します。

 
次にハンドソープや消毒剤何種かの中から各自選択して、手洗い・消毒した後、その手指を2枚目の手形培地にあてて、それを培養します。
 
翌日、手形培地にできたコロニーをひたすら数えます。

 
写真が小さいのでわからないかもしれませんが、みんなが一生懸命に数えた結果です。

 
ハンドソープや消毒薬の効果を見るだけでなく、自分自身の手洗いのしかたに問題がないかどうかを確認する意味でもよい経験になったようでした。
 
手洗い・消毒は、バイオコースも動物看護コースも適切に行えるようになる必要がありますね。
たかが手洗いと侮らず、しっかりとした手洗いの技術を身につけていきましょう。
 
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バイオ通信No.2016「各種培地への植菌(培養結果)」

みなさん、こんにちは。
 
応用生物科学科1年生の「微生物学実習」で、各種培地への植菌を行い、その培養結果を観察しました。
 
まずはブイヨン培地(液体培地)へ植菌した後の培養結果は、

写真左が培養前、写真右が培養後・・・培養後は培地が濁り、菌が増殖しているのがわかりますね。
 
次は斜面寒天培地へ植菌した後の培養結果は、

写真下が培養前、写真上が培養後・・・培養後は培地の表面が不透明になり、菌が増殖しているのがわかります。
 
最後は高層寒天培地へ植菌した後の培養結果は、

高層寒天培地は穿刺培養(釣菌した白金線を培地に刺して塗抹、培養する培養法)しました。
写真左が培養前、写真右が培養後・・・少しわかりづらいですが、培養後の培地には縦に白い線が見られ、白金線を突き刺した部分で菌が増殖しているのがわかります。
 
培養の目的や菌の性質の違いによって、それぞれの培地を使い分けたりします。
また、植菌法の違いにより、使う器具が違ったり、植菌操作が違ったりします。
雑菌が混入することがないように注意しながら目的の菌を培養するという意味では共通ですが、どの植菌法・培養法も対応できるようになりましょう。
 
ちなみに最もよく使われる平板培地を使った平板培養は、これとは別に何回も手技を行うことになります。
 
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