湘央祭では2年生の展示発表があります。
バイオコース、動物看護コースともに準備を始めました。
テーマ別のグループで行います。
実験動物、植物、微生物、生化学、香粧学、発酵と今年度は6つのテーマがあります。
お土産の植物は、湘央祭の頃に芽が出るように無菌播種も行いました。
お楽しみに♪
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みなさん、こんにちは。
バイオコース1年生が行った「細胞融合の観察」実験をお届けします。
まずは、スーパーで新鮮なチンゲンサイを買ってきます。
そして、裏表皮をはがして、葉肉細胞組織をプロトプラストを作製するための酵素液につけます。
同じくレッドオニオンを購入してきて・・・
紫色の細胞を含む組織を酵素液につけます。
酵素反応中です。
それぞれのプロトプラスト(原形質体)が見られたら、ナイロンメッシュで残渣を取り除きます。
そして、2種類のプロトプラストを混合して、そこへポリエチレングリコールを加え、細胞融合を観察しました。
写真がうまく撮れませんでしたが、途中の状態はこのような感じでした。
レッドオニオンのプロトプラストが収量が少なく、このようになってしまいましたが、細胞融合を観察することができました。
植物細胞には細胞壁があるので、ペクチナーゼとセルラーゼの混合酵素液で処理をすることにより細胞壁を取り除かないと細胞融合は起こりません。
いろいろな植物細胞をプロトプラストにしてみると、それぞれ特徴があり、ちょっとかわいいですよ。
バイオに関連するみなさんも機会があったら、プロトプラストを見てみてください。
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みなさん、こんにちは。
先日、1年生の「微生物学実習」で、グラム染色を行いました。
まずはT先生から、培地からの釣菌法、菌体の固定法、グラム染色法について、デモをしていただきます。
その後、実習操作に入ります。
2種の混合菌液から釣菌して、それを平板に塗抹して分離培養したものが、下の写真です。
培地を観察して、2種のコロニーが生成していることを確認します。
色調、大きさの違いから、2種のコロニーが確かに見られることがわかりますでしょうか?
それぞれのコロニーから釣菌したもの(サンプル1、サンプル2)と、2種の菌を混合したもの(サンプル3)をスライドにとります。
そのスライドの菌を火炎固定します。
最後に火炎固定したものをグラム染色していきます。
染色操作は「クリスタルバイオレット→ルゴール液→エタノール→サフラニン」の順ですが、特にエタノールによる脱色時間がポイントとなります。
染色標本が完成したら、顕微鏡で鏡検します。
油浸オイルを使って、1000倍で観察をします。
2種の菌を混合したサンプル3は、このように染色できました。
写真がうまくないのでわかりづらいですが、「紫色の丸い菌」と「赤色の楕円の菌」が見られました。
「紫色の丸い菌」はグラム陽性球菌、「赤色の楕円の菌」がグラム陰性桿菌です。
グラム染色は、これから何度か経験しますが、原理も含めて、知識と技術をしっかりとマスターしていってください。
動物看護師統一認定試験でもバイオ技術者認定試験でも出題される基礎的な内容ですから、みなさん、しっかり覚えていきましょう!
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みなさん、こんにちは。
バイオコースの1年生と2年生、動物看護コース1年生が受講する合同実習をご紹介します。
今回の実習では、バイオコース2年生が血液塗抹標本の作製方法を両コースの1年生へ教えました。
1年生は初めてのシリンジの取り扱いでしたが、2年生が操作方法やコツを丁寧に説明してくれました。
マイクロチューブからシリンジを使い、血液を一滴スライドガラスに乗せます。
血液が乾ききる前に、スライドガラスをもう一枚使い血液を引き延ばします。
血液塗抹標本を作るときは、顕微鏡で見たときに血球がばらけて見えるように、血液を薄く引き延ばします。
引きガラスの力加減が上手くいかないと、バーコードのような塗抹ができてしまします。
血液の採取量や引きガラスの速さ、力加減が上手くでき綺麗な血液塗抹標本を作製することができました。
普段の実習とは異なり、1年生は先輩から教えてもらい、先輩は1年生に説明をしました。
2年生が1年生にわかるように説明をすることで、更に理解を深めることができました!
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みなさん、こんにちは。
湘央生命科学技術専門学校同窓会より、今年度の実験動物技術講習会の案内がありましたので、以下に記載いたします。
興味のある方は、技術講習会事務局までご連絡ください。
「実験動物技術講習会のお知らせ」
湘央生命科学技術専門学校同窓会が主催する第14回実験動物技術講習会を開催いたします。
実験動物2級技術者資格認定試験を受験される、または受験を予定されている方に限らず、試験は受験しないが技術を磨くために参加を希望される方など、興味のある方なら誰でも大歓迎です。ふるってご参加ください。
受講の申込は実験動物技術講習会事務局までメールにてご一報ください。
【講習概要】
開催日時:2019年10月26日(土) ~ 27日(日) 9時30分~15時30分
講習内容:ハンドリング・保定(ケージ交換等)、個体識別法、性別判定法(新生仔動物、成熟動物)、体重測定、性周期判定、投与法(経口投与、腹腔内投与、皮下投与、筋肉内投与、尾静脈投与)、マウス毛色判定、各種器材名称とその用途等、その他
使用動物:マウス、ラット、ハムスター、スナネズミ
定員 :21名
参加費 :無料(高校生)、1000円(湘央学園卒業生)、3000円(上記以外の一般の方)
*社会人の参加も可能です。メールにてお問い合わせください。
*両日の参加が好ましいですが、いずれか一日の参加でもかまいません。なお、参加費は1日参加でも両日参加でも同じです。
【開催場所および応募方法】
開催場所:湘央学園1号館114教室、115実習室
参加資格:高校生、湘央学園卒業生、一般の方
応募方法:実験動物技術講習会事務局(花輪)
hana@sho-oh.ac.jpまでご連絡ください。
ご連絡をいただきましたら、折り返し、ご連絡申しあげます。
応募締切:2019年10月19日(金)
定員になり次第締め切りますのでご了承ください。
*ご不明な点がありましたら事務局まで、メールにてご連絡ください。
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みなさん、こんにちは。
夏休みが終わり、3期の授業が月曜日よりはじまりました。
動物看護2年生は新学期から、「グルーミング実習Ⅱ」の授業を受けます。
学生はこれまでの実習で、爪切り、足裏バリカン、耳掃除、肛門腺絞り、ブラッシング、シャンプー、シャンプー後の乾かし、四肢のカットを学びました。
今回より、わんちゃんの身体と頭のカットなどを加え、実習を行います。
鉗子という器具に、コットンを巻き、イヤークリーナーを使い、耳を掃除します。
自宅で掃除をするときは、コットンで入口をサッと拭きとる方法もあります。
足先バリカンにも挑戦しました。
はじめてで大変でしたが、丁寧に綺麗に仕上げてくれました!
しっかりと毛玉をといてからシャンプーをしました。
初めての全身と頭部のカットに挑戦です。
学生のわんちゃんチョコちゃんは、さっぱりとカットをして帰宅しました。
とても元気でお利口さんでした!
2年生後期になり、できることが増えてきましたね。
なんでもはじめは大変ですが、経験を積んで、少しずつ楽しむことができると嬉しいです!
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