湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2021年 2月アーカイブ

わんにゃん通信No.1116「もみじの点耳」

こんにちは。

 

学校飼育犬のもみじは、外耳炎です。

外耳炎は、細菌や真菌の影響により黒く臭いのある耳垢や痒み、ひどい場合は化膿、掻くことによる出血、平衡感覚の異常等の症状が出てきます。

 

今回「オスルニア」という外耳炎治療薬を投与しました。

 

一週間効果が持続する点耳薬になります。

動物病院では、ひどい外耳炎症状により、耳を触られることが嫌な子や点耳を毎日することが難しい子に対して処方・処置します。

効能等は、動物看護コースの皆さん 調べてきてください。

 

イヤークリーナーで、O先生がきれいにしてくださった後ですが、変化を見るためパシャリ!

 

耳道に注入し、モミモミします。

 

1週間後変化が実感できることを期待して・・・(>u<)

結果は、また後日ご報告します。

 

余談ですが、買い出し先のホームセンターにいた子猫のペルシャちゃんが、可愛すぎました!

この画像をみて、動物看護師統一認定試験の勉強を頑張ってください。

 

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バイオ通信No.2161「この時期の花」

みなさん、こんにちは。

寒い日が続いていますが、少しずつ春の足音が聞こえているような気がします。

 

こちらは、フクジュソウ(福寿草)です。

 

こちらは、ハルザキクリスマスローズです。

 

この時期の花は、華やかさはありませんが、質素な力強さを感じますね。

 

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わんにゃん通信No.1115「アニサキス」

みなさん、こんにちは。

 

動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰで、アニサキスについて学びましたのでご紹介します。

以下に画像がありますので、寄生虫が苦手な方、食事中の方などはご注意ください。

 

はじめに、アニサキスとはサバ、タラ、イカ、サケ等に寄生する線虫です。

アニサキスの幼虫はヒトにも感染し、消化器官に感染し、腹痛や嘔吐、アレルギー症状を起こす恐れがあります。

 

今回の実習ではスケソウダラとマサバの体内から、アニサキスの幼虫を採取し、観察しました。

アニサキスの幼虫は内臓器に多く寄生します。宿主の鮮度が落ちると筋組織へ体内移動をする特徴をもちます。

 

写真は、スケソウダラの内臓に寄生した無数のアニサキスの幼虫です。(輪状の模様ひとつひとつが虫体です。)

 

ピンセットを使い、幼虫を摘出します。

 

たくさん寄生していました!

 

アニサキスの感染予防法は、

魚の内臓を食べない、

新鮮な魚を選ぶ、

魚の内臓は新鮮なうちに取り除く、

70度以上でよく加熱する、または-20度以下でよく冷却するなどの方法があります。

 

正しい知識をもち、寄生虫感染症予防をしましょう♪

 

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バイオ通信No.2160「結紮・縫合法」

みなさん、こんにちは。

 

だいぶ前の実習になってしまいましたが、今日は「基礎実験動物学実習」で行った結紮(けっさつ)、縫合(ほうごう)の実習についてお届けします。

 

実習で使用しているのは、スーパーでよく見かける鶏の手羽元です。

これを使って、結紮・縫合の練習をしました。

 

縫合針、縫合糸の正しい扱い方を覚え、縫合の練習を重ねることによって、正確さとスピードアップをはかります。

 

縫合後は、抜糸(ばっし)をしっかりとして、調理をして食べました。

また、一部は、N先生が飼育しているトカゲさんのご飯になりました。

 

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わんにゃん通信No.1114「誤食の危険について」

こんにちは。

今回は、動物病院での外来理由にも多い「誤食」について書きたいと思います。

 

学校犬のみんとが、先日バスタオルに大きい穴を開けてしまいました。

寒い日が続いた為、ケージにバスタオルをかけて保温してあげたのですが、みんとには伝わらず...

 

そのバスタオルの残骸がこちら

 

動物看護師はまず、食べてしまった量や大きさを把握します。

誤飲誤食してしまったものの種類・量によっては、早急に催吐や胃洗浄等の処置しなければいけません。

 

今回は本人が嘔吐などの症状もなく便からも出てきていたこともあり、消化管運動改善剤と潤滑剤の投薬・フードを消化器系の療法食のみにし、経過の観察をする流れになりました。

 

出た便はしっかり中身を確認、水で洗い流し、どこの部分がどの程度排泄されたかを把握します。

 

誤食は命の危険もある軽視できない行動です。

食べたものが尖った物ですと、消化管を傷つけ最悪貫通してしまうかもしれません。

ひも状の物ですと腸に絡まって壊死したり閉塞してしまったり、農薬や殺鼠剤ですと神経が犯されます。

 

食べないで!と叱っても動物には分かりません。

特に若い個体は要注意です。

誤飲誤食をさせない為には、人が誤食できない・させない環境をつくるしかありません。

 

動物看護コースの皆さん、予防を心がけ、それでもやってしまったときはホウレンソウをしっかりし、その後の観察をお願いします。

 

早く全部出し切れますように。

 

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わんにゃん通信No.1113「蟯虫検査」

みなさん、こんにちは。

動物看護コース1年生が、動物臨床検査学実習 Ⅰで蟯虫(ぎょうちゅう)検査をおこないましたのでご紹介します。

 

はじめに「蟯虫(ぎょうちゅう)」とは、人間や齧歯類の腸管内に寄生する線虫類です。

感染により下痢や腹痛等の消化器症状を起こす恐れがあります。

 

写真は蟯虫の虫卵です。

 

今回は学校飼育動物のハムスターに協力をしてもらい、「セロハンテープ法」を体験しました。

 

ハムスターの肛門にセロハンテープを押し当て、検体を採取します。

 

ハムスターの皮膚をしっかりとつかみ、動きを制御している間に採取します。

 

検体が付着したセロハンテープをスライドグラスに貼り付けます。

 

顕微鏡で観察をします。

 

今回の検査では寄生虫感染が認められず、無事でした!

寄生虫感染の有無を確認する検査方法は様々です。更に学んでゆきましょう♪

 

※佐伯英治先生より蟯虫卵の写真をご提供いただきました。ありがとうございました。

 

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バイオ通信No.2159「東京オリンピック・パラリンピックマスコット」

みなさん、こんにちは。

 

先日、小田急線の海老名駅で電車を待っていると、東京オリンピック・パラリンピックマスコットをあしらった車両が停車していましたので、写真におさめてみました。

 

そして、改めて東京オリンピック・パラリンピックマスコットについて、公式ホームページで確認してみました。

 

東京オリンピック公式マスコット「ミライトワ」

 

東京2020オリンピックマスコットは、大会エンブレムと同じ藍色の市松模様を頭部とボディにあしらっています。

コンセプトは温故知新。

温故知新とは日本の伝統的なことわざで、昔のことをよく学び、そこから新しい知識や道理を得ることを言います。

 

そのコンセプト通り、伝統を重んじる古風な面と最先端の情報に精通する鋭い面をあわせ持っています。

正義感が強く、運動神経もバツグン。

特技はどんな場所にも瞬間移動できることです。

 

<名前の由来>

ミライトワという名前は、「未来」と「永遠(とわ)」というふたつの言葉を結びつけて生まれました。

名前に込められたのは、素晴らしい未来を永遠にという願い。

東京2020大会を通じて、世界の人々の心に、希望に満ちた未来をいつまでも輝かせます。

 

東京オリンピック公式マスコット「ソメイティー」

東京2020パラリンピックマスコットは、桜の触角と超能力を持つクールなキャラクター。

顔の両サイドにある桜の触角でテレパシーを送受信しています。また、市松模様のマントで空を飛ぶことができます。

 

普段は物静かですが、いざとなると誰よりもパワフル。

超人的パワーを発揮するパラリンピックアスリートを体現する存在です。

凛とした内面の強さと自然を愛する優しさをあわせ持っています。

超能力を使って石や風と話したり、見るだけで物を動かすこともできます。

 

<名前の由来>

ソメイティという名前は、桜を代表する「ソメイヨシノ」と非常に力強いという意味の「so mighty」から生まれました。

桜の触角を持ち、驚きの強さを見せるソメイティ。

東京2020大会を通じて、桜を愛でる日本の心とパラリンピックアスリートの素晴らしさを印象づけます。

 

マスコットキャラクターには、東京オリンピック・パラリンピックへの思いがつまっているのですね。

不勉強で知らなかったのが恥ずかしいですが、東京オリンピック・パラリンピックが無事に開催されることを祈っています。

世界のアスリートのみなさんの輝く姿を見たいです。

 

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わんにゃん通信No.1112「グルーミング実習」

こんにちは。

動物看護コース2年生は後半組 最後のグルーミング実習を行いました。

 

7回という少ない実習ですが、回数を重ねるごとに、

下準備→シャンプー→ドライ→カットの行程を丁寧にスムーズに行うことができてたかと思います。

犬種や個体によって気をつけなければいけない事など様々だったと思いますが、しっかり身につけて今後に生かしてください。

 

きれいにカットされているモミジです。

目で何か訴えてますかね・・笑

 

学校犬は、この後グルーミングの実習まで期間が空いてしまうのでがっつりカットしていただきました。

寒いのでみんなお洋服を着せてもらってました。

 

Tさんが撮ってくれた学校犬の着服姿です。

ファッションショーみたい♪

みんなかわいいですね。

 

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バイオ通信No.2158「化学実習7-2」

みなさん、こんにちは。

 

バイオコース1年生の化学実習実技試験の第2弾です。

今回は第3グループからご紹介します。

 

実習室内はこんな感じで進んでいます。一番手前が第3グループです。

 

第1グループと第2グループは、操作中です。

 

第4グループの登場です。奥では第3グループが、早くも測定中です。

 

第4グループのY君。カメラ目線で、ちょっと余裕の笑みを浮かべていますね。

変な緊張もなく、リラックスして取り組めているようです。(?)

 

第4グループも順調に測定まできました。

あらら!結果のまとめでちょっと渋滞中!!!!!みんな、!(^^)!

 

バイオコース1年生のみなさん、実技試験はいかがでしたか?

 

実験の操作だけではなく、結果をまとめることも大切なことです。

日頃の実習操作だけではなく、実習ノートやレポートもしっかり書いていきましょう。

 

日頃の積み重ねですね。忘れずに頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信No.2157「化学実習7-1」

みなさん、こんにちは。

 

バイオコース1年生の化学実習の最後は、実技試験です。

今回は、実技試験の様子をご覧ください。

 

まずは、第1グループです。

 

時間内に操作を行って、移動していきます。

第1グループは操作に入っています。

 

手前の第2グループは、これからの実技試験の手順の考え中です。

 

第1グループはさらに進んでいきます。

 

第2グループも測定まできました。第1グループは結果のまとめ中です。

 

あらら!もしかして頭を抱えているような・・・・・。頑張れ!!!

 

実技試験時間は、計90分の設定です。

化学実習の実技試験では、決められた時間内に操作をすることも試験内容に含まれています。

 

では、次回は、第3グループ、第4グループのご紹介します。

 

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