みなさん、こんにちは。
動物看護コース1年生が、動物臨床検査学実習 Ⅰで蟯虫(ぎょうちゅう)検査をおこないましたのでご紹介します。
はじめに「蟯虫(ぎょうちゅう)」とは、人間や齧歯類の腸管内に寄生する線虫類です。
感染により下痢や腹痛等の消化器症状を起こす恐れがあります。
写真は蟯虫の虫卵です。
今回は学校飼育動物のハムスターに協力をしてもらい、「セロハンテープ法」を体験しました。
ハムスターの肛門にセロハンテープを押し当て、検体を採取します。
ハムスターの皮膚をしっかりとつかみ、動きを制御している間に採取します。
検体が付着したセロハンテープをスライドグラスに貼り付けます。
顕微鏡で観察をします。
今回の検査では寄生虫感染が認められず、無事でした!
寄生虫感染の有無を確認する検査方法は様々です。更に学んでゆきましょう♪
※佐伯英治先生より蟯虫卵の写真をご提供いただきました。ありがとうございました。