湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2022年 10月アーカイブ

バイオ通信No.2666「2022年度進学者紹介 その2」

今年度の進学者紹介の2回目は、長岡技術科学大学工学部

物質材料工学課程3年次編入学が決まりましたUMさんをご紹介します。

それでは、UMさんにインタビューしてみましょう。

 

「大学編入学試験はどうでしたか?」

現在の学校に入学してからすぐに大学編入学試験に向けて、情報収集や試験に向けた勉強をはじめました。

私が受験する大学の編入学試験を受験した卒業生は過去にいなかったので、

完全に手探りで情報収集をする必要があり、少したいへんでした。

それに加えて、編入学試験に向けて大学教養数学を自力で勉強する必要があり、それが一番苦戦しました。

 

「大学編入学後はどんなことに力を入れて勉強したいですか?」

編入学後は大学の授業をきちんと理解できるように、予習復習はしっかりとしていくことを

大前提としながらそれに加えて、大学院入試を受ける予定なので、

その対策にも力を入れていきたいと思っています。

今も時間があれば、大学院入試を見据えて、英語の学習は進めています。

 

「将来の夢は?」

医療分野に応用できるバイオ素材の研究をしたいと思っています。

どうすればその夢にたどり着けるか、具体的な道すじを見い出せている訳ではありませんが、

自分を信じて、夢に向かって、これからも歩んでいこうと思っています。

 

「ブログを見てくれている人へのメッセージ」

私のように専門学校で技術を身に付けてから、大学へ編入学するというのも一つの進学の形だと思います。

私の先輩でも、大学編入学してから大学院に進学しているケースもそれなりにあるそうです。

私も先輩達のように大学院に進学して、研究者としての道を歩みたいと思っています。

 

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バイオ通信No.2665「化学実習4」

みなさん、こんにちは。

今回のバイオコース1年生の化学実習は、モル吸光係数を求めました。

最初に濃度のわかっている溶液を希釈して、ランバートベアーの法則を確認します。

その後、計算によりモル吸光係数を求めます。

それでは、実習の様子をご覧ください。

 

希釈系列の調製しました。この溶液の吸光度を測定します。

 

今回は、各自調製した溶液を測定しました。

 

測定後、結果のまとめを行います。

 

ここまでは順調です。そして、いよいよモル吸光係数を求めます。

ちらほらみんなで相談が始まりました。ツッコミに備えて計算の確認をしているようです。

 

実習操作は、各自で行いましたが、最後の計算は、みんなで確認ができたようです。

わからないときに、みんなで協力して出来るのが今年の1年生ですね。

この調子で頑張っていきましょう。

 

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わんにゃん通信No.1344「学生のわんちゃんが実習に参加してくれました ーその2ー」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生のOさんが飼育する、

柴犬の定春くんがグルーミング実習Ⅱに参加してくれました。

 

今回はシャンプーに挑戦しました。

が!!

実は定春くん、身体が濡れることが大の苦手です!

飼い主のOさんは逃げようとする定春くんをおさえながら、

シャワーの水圧を弱めて、怖がらせないよう気をつけながら全身を濡らします。

定春くんは必死です。

 

自宅では毎回Oさんがお風呂場でビショビショになりながら、洗ってあげているそうです。

 

実習室中に響き渡る大きな声で、「うををををぉん!」と鳴きながら耐えてくれました。

一生懸命な姿が可愛かったです。

 

シャンプーは少し苦手でしたが、その他の爪切りやバリカン、ドライに関しては怖がることなく、

とてもお利口にしてくれました。

カメラを向けると毎回ニコッと笑ってくれます♪

今回は実習にご協力くださりありがとうございました。

またいつでも遊びに来てください♪

 

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バイオ通信No.2664「卒業生が学校に来てくれました!」

みなさん、こんにちは。

1994(平成6)年卒業のMHさん(バイオ6期生)が、先日、学校に来てくれました。

 

今のバイオコース2年生が35期生、1年生がバイオ36期生なので、

どれだけ先輩なのかがわかりますね。

MHさんは当学科を卒業後、東レ株式会社医薬研究所に就職され、

今までずっと研究員として研究畑を歩んでおられます。

 

せっかくなので、1・2年生の前でお話をしていただきました。

 

実は今年の社会保険労務士試験に合格したとのことで、その報告に来てくれたのです。

研究者として仕事をしながら、仕事が終わってからの時間を使って、独学で試験に合格されたそうです。

今年度の合格率は、5.3% ・・・・・ この難関資格をよくぞ!と心から拍手を送ります。

 

でも、なぜ研究者が社会保険労務士を? という疑問が生じます。

そこには、定年後のセカンドライフも見据えたビジョンがあるそうです。

これからもいくつかの資格にチャレンジされる予定のようで、

今も衰えない、その前向きな姿勢には脱帽でした。

 

MHさん、学校にまた顔を出してください。

できれば、在学時代、同じクラスメイトだった奥様も一緒にということで・・・

ご来校くださり、ありがとうございました。

 

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わんにゃん通信No.1343「学生のわんちゃんが実習に参加してくれました」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生のIさんが飼育する、

トイ・プードルのモコちゃんがグルーミング実習Ⅱに参加してくれました。

 

今回はシャンプーに挑戦しました。

はじめに、全身をお湯で濡らしてから、肛門腺を絞ります。

肛門腺とは肛門嚢と呼ばれる分泌腺のことをいいます。

肛門の4時と8時の方向に対で存在する臭い袋です。

独特な臭いがあり、普段は排便の時に便と一緒に排泄され、臭い付けの役割も果たしてます。

 

大型犬であれば肛門腺が排泄されやすいですが、小型犬は自力で排泄しずらく、溜まってしまいます。

排泄されず大きく膨らみすぎてしまった場合、肛門腺の袋が破裂してしまうことがあります。

溜まりすぎてしまわぬように、月に1~2回は肛門腺を人の手で排泄させてあげます。

 

肛門腺を絞り終えたら、全身をシャンプーします。

 

濃密な泡をつくります。

 

シャンプーを濯ぎ、リンスを全身に馴染ませてすすぎます。

 

その後乾かして完了です。

もこちゃんははじめての環境に少し緊張をしていましたが、

飼い主のIさんに甘えながら実習に協力をしてくれました。

上目遣いがとても可愛かったです。

 

この度は実習にご協力くださりありがとうございました。

またいつでも遊びに来てください♪

 

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バイオ通信No.2663「2022年度 進学者紹介 その1」

今年度の進学者紹介の1回目は、静岡理工科大学理工学部物質生命科学科

3年次編入学が決まりましたYMさんをご紹介します。

 

それでは、YMさんにインタビューしてみましょう。

 

「大学編入学試験はどうでしたか?」

編入学試験は指定校推薦だったこともあり、口頭試問のある面接だけでしたが、

面接官は3名で、それぞれご専門の違う先生が面接官だったからか、

様々なジャンルから質問がされました。

 

学問的な質問以外では、大学に編入学した後のこと、その後の進路についてどのように考えているか、

自分の興味のある分野についてなどを質問されました。

事前に提出した学校のシラバスから、DNAの抽出法についても質問されました。

 

回答をどうしたらよいかを迷う質問もありましたが、

冷静に対応でき、なんとか合格をいただくことができました。

地元「静岡県」への進学を希望していたので、その夢が叶い、ホッとしています。

 

「大学編入学後はどんなことに力を入れて勉強したいですか?」

大学では卒業研究があるので、実験を計画的に進めていかなければならなくなると思います。

自主的に行動できる技術者になれるように力を入れていきたいと思うので、

それを今から意識して、大学でもそれを継続していきたいと思っています。

また、遺伝子工学に興味があるので、大学でさらに追求して学んでいきたいです。

 

「将来の夢は?」

食品または化粧品の安全にかかわる仕事に就きたいと考えています。

日本は食品の安全性において、世界でも上位の方であり、

普段から何の疑いもなく食品を口にすることが可能であることは、

とても幸せなことだと感じています。

 

だからこそ、私もその安全性を守るような仕事に就きたいと考えました。

多くの知識をもち、自分で考え、どんな場面でも適切に対応でき、

質の高い結果を導き出せる技術者を目指しています。

 

そのため、大学では食品や化粧品について、さらに知識を増やすとともに、

実習を大事にしている学校なので、分析技術をしっかりと身に付けたいと思っています。

 

また、自分の愛着のある地元「静岡県」での就職を希望しているので、

そのために必要な行動を早くからしていきたいと思っています。

 

「ブログを見てくれている人へのメッセージ」

私は静岡県に住んでいて、毎日、学校へ通学しています。

大学へ編入学することは、現在の学校に入学する前から考えていたことなので、

第一目標を達成することができました。

今後は、地元「静岡県」での就職という次の目標に向かって、努力をしていきたいと思っています。

 

もし大学か、専門学校かで進路を悩んでいたり、大学入試で思うような結果が得られなかった場合、

編入学という選択肢もあることを知ってもらえたらいいなと思います。

 

今の専門学校ではバイオテクノロジーについて幅広く学んでいますが、

特に実習が多く、いろいろな技術を身につけることができています。

専門学校で様々な技術を身につけた後に大学に編入学する、

そんな進路もあるということを私の経験から知ってもらえたらうれしいです。

私も成功例の一つとなれるように、編入学後も頑張っていきたいと思っています。

 

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わんにゃん通信No.1342「マウス」

こんにちは。

1年生の「基礎実験動物学実習」及び「動物形態機能学実習」にて、

実習に協力して頂くマウスが雄雌各20匹ずつ入りました。

基本的には外部生殖器と肛門との距離で雌雄判別はしますが、

見た目の雰囲気でどちらがオスかメスかが分かりますでしょうか?

やはりオスのほうががたいがよく、メスは丸みをおびていて優しい雰囲気があります。

 

今回1年生はマウスの馴化と保定の練習をしました。

保定とは処置がしやすいように、また動物がケガをしないようにポイントを押さえて動きを封じること。

その保定がしやすいように、マウスに対するストレスが少なくなるように馴化をします。

 

簡単そうにみえて難しいのが、小動物の扱いです。

力加減や押さえる所を間違えると窒息死してしまいます。

 

腹腔内投与や経口投与時の保定の形です。

保定時も動物の呼吸や粘膜の色に変化ないか等、注意深く観察しながら行います。

 

動物看護師は国家資格取得後、採血や投与の実施も認められていますので、とても大事な技術になります。

一緒に頑張りましょう。

 

動物看護コース1年生が、マウスのお世話の当番を話し合っている写真です。

愛情に溢れた学生さん達で、とても嬉しいです。

実験動物といえども大切な命です。

感謝しながら実習に取り組みましょう。

 

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バイオ通信No.2662「グラム染色操作」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科1年生の「微生物学実習」で、グラム染色を行いました。

 

先日、分離培養の操作を経験しましたが、培養後のプレートがこれです。

写真がわかりづらいですが、白い小さなコロニーとベージュがかった

少し透明感のあるコロニーの2種類があるのが、おわかりになりますでしょうか!?

 

それぞれから釣菌してスライドグラスに取り、それを火炎固定した後・・・

 

グラム染色をしました。

 

この日の実習は、他にも盛りだくさんの内容だったので、

残念ながらこの日は顕微鏡で鏡検できませんでした。

どのように観察できたかは、後日改めてお届けしますね。

(でも、1000倍の顕微鏡写真の撮影は、難しいんだよな・・・)

 

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わんにゃん通信No.1341「犬糸状虫抗原検査キット」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰで

フィラリア(犬糸状虫)の抗原検査を行いました。

 

今回は学外の動物病院から提供いただいた、わんこの血液と

フィラリア抗原検査キットを用いて検査を行いました。

この検査キットを利用することで血液検体中の犬糸状虫抗原を検出することができます。

 

はじめに優しく転倒混和をした血液を専用のスポイトで採取します。

 

つぎに犬糸状虫抗体がスポットされた検出板に、採取した血液を滴下窓に1滴滴下します。

 

検査材料が完全に吸収された後に専用の希釈液を2滴滴下します。

 

5~10分後に判定窓の反応線出現の有無を肉眼で観察します。

 

判定を行います。

陽性であればC位置(反応終了部位)および、T位置(検査部)の両方に赤紫色の反応線が出現します。

陰性であればC位置(反応終了部位)のみに赤紫色の反応腺が出現します。

 

今回の結果は陽性でした。

この検体を提供いただいたわんこに対しては、既に駆虫薬による治療が開始されているとのことです。

 

わんこを飼育する際は、犬糸状虫(フィラリア)症を予防するために、

毎月ミクロフィラリア駆虫薬を忘れずに投薬しましょう。

 

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バイオ通信No.2661「未来ノートを使った自己分析」

みなさん、こんにちは。

 

バイオコース1年生は、そろそろ始まる就職活動を見据え、

自己理解のための「未来ノート」に取り組んでいます。

キャリア支援室スタッフが「就職講座」の授業を担当して、授業が展開されています。

 

様々なワークを通じて、自己分析を進めていきますが、

進路のためにもしっかりとした自己理解につながればいいですね。

 

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