臨床検査技術学科2年生は、臨床化学実習でPCRの実習を行いました。
午前中はAクラス、午後はBクラスと同じ内容を半日ずつ3日間の日程でした。
Aクラスに引き続き、Bクラスもアガロースゲル電気泳動を行った後、エチジウムブロミドで染色し、トランスイルミネーター上でDNAのバンドを確認しました。
ここへゲルをのせます。
上からのぞいてバンドを確認!
デジカメで撮影します。
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みなさん、こんにちは。
今回の化学実習は、中和滴定です。
アルカリ混液(水酸化ナトリウムと炭酸ナトリウムの混合液)を定量しました。
まずは、活栓ビュレットの準備の様子から。
最初に、活栓ビュレットの空気抜きをします。こちらはちょっと失敗。
中途半端に空気抜きをしてしまうと、完全に抜けません。
こちらが成功。どういうわけか、ピースサイン。
今回は、水酸化ナトリウム液の標定→塩酸の標定→アルカリ混液の定量の順に、行っていきます。
最初は、水酸化ナトリウム液の標定です。
pH指示薬(フェノールフタレイン)を使用して、無色から紅色の変化をみます。
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次に、塩酸の標定です。同様にフェノールフタレインで無色から紅色の変化をみます。
そして、いよいよアルカリ混液の定量です。
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続きを読む:バイオ通信No.1518「化学実習4」
こんにちは。
先日、動物看護コースの2年生を対象に「ドライケム」という生化学検査の機械の実習がありました。
人の医療だけでなく、動物の医療でも使用されている重要な検査機器について、専門メーカーの方に直接指導いただきます。
まずは、製造・販売している富士フイルムの方に来て頂き、説明して頂きました。
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続きを読む:わんにゃん通信No.517「ドライケム実習」
いよいよ11月28日(土)は実験動物2級技術者資格認定試験(実技試験)です。
その直前の練習として、去る11月21日(土)に実験動物練習会を開催しました。
まずは実技筆記試験の模擬試験から・・・
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続きを読む:バイオ通信No.1517「実験動物練習会」
外科動物看護実習の授業で今回はラットの去勢手術を行いました。
手術後の様子(元気食欲、傷の状態など)を見るのも動物看護師の役割。
学生にも見させていますが、私も確認のため、というよりは見に行かないと落ち着かないので見に行きます。
今のところは問題がないようで、一安心です(*´ο`*)=3
そして、そのついでに「あの」子ラットたち(バイオコースのラットです)も見ていきます(≧m≦)
かわいらしかった1週間前(上の写真)と比べてどのような成長を遂げているでしょうか。
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続きを読む:わんにゃん通信No.516「子ラットの成長」
臨床検査技術学科2年生が1階の実習室でのPCR法の実習にやってきました。
PCRでDNA断片を増幅した後は、アガロースゲル電気泳動法を行いました。
電気泳動法は核酸やタンパク質を分析する技術のひとつです。
使用する支持体によってアガロースゲル電気泳動とポリアクリルアミドゲル電気泳動があります。
核酸は中性付近の電気泳動用buffer中で負に荷電しているので、陰極側に試料をのせると陽極の方へひかれて移動していきます。
DNA分子はゲルの格子状の網目構造を移動していき、小さい分子は素早く移動することができますが大きい分子は遅くなります。
泳動後、DNAは長さ順(大きさ順)に並ぶことになります。
塩基対数既知のDNAマーカーを一緒に電気泳動することにより目的の7DNA断片の塩基対数を推定することができます。
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いつもは応用生物科学科の実習が行われている1号館1階の実習室に、臨床検査技術学科2年生がPCRの実習を行うためにやってきました。
PCR(Polymerase chain reaction) 法はDNA鎖の熱変性、プライマーのアニーリング、ポリメラーゼによる伸長反応を繰り返すことによって、二種類のプライマーに挟まれた目的とする特定のDNAを増幅する方法です。
遺伝子検査や作物の品種鑑定、食中毒の原因微生物や病原微生物の特定、など幅広い分野に利用されています。
今回は、キットを使ってDNA断片を増幅しました。
増幅した後は、アガロースゲル電気泳動によってDNA断片の有無を確認します。。
アガロースゲルへサンプルをアプライします。
DNAは電気泳動用bufferの中でマイナスに荷電しますのでプラスの方へ移動していきます。
ひとり1サンプルはアプライしました。手が震えないように固定して操作します。take先生に見守られ?ながら。。。
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こんにちは。
動物の話題が一段落しましたので、今回は授業で観察した寄生虫の話題です。
先日、授業で寄生虫(原虫類)の標本を観察しました。
上の写真で細かくたくさん見えるのが、トキソプラズマのタキゾイト型です(右側の大きい丸いのは白血球です)。
最終的に猫に寄生しますが、人に感染することもあります(≧ヘ≦)
女性や妊婦さんではご存知の方が多いかもしれません。
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