臨床検査技術学科2年生が1階の実習室でのPCR法の実習にやってきました。
PCRでDNA断片を増幅した後は、アガロースゲル電気泳動法を行いました。
電気泳動法は核酸やタンパク質を分析する技術のひとつです。
使用する支持体によってアガロースゲル電気泳動とポリアクリルアミドゲル電気泳動があります。
核酸は中性付近の電気泳動用buffer中で負に荷電しているので、陰極側に試料をのせると陽極の方へひかれて移動していきます。
DNA分子はゲルの格子状の網目構造を移動していき、小さい分子は素早く移動することができますが大きい分子は遅くなります。
泳動後、DNAは長さ順(大きさ順)に並ぶことになります。
塩基対数既知のDNAマーカーを一緒に電気泳動することにより目的の7DNA断片の塩基対数を推定することができます。
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