みなさん、こんにちは。
応用生物科学科動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰではじめての糞便検査を行いました。
今回は学校飼育犬のみんとと、S先生が飼育する猫ちゃんの糞便を直接法を用いて検査しました。
はじめに、スライドガラスの上に生理食塩水を1滴と楊枝の先に付けた少量の糞便を混和します。
均一に混ぜます。
糞便の量は多すぎず、少なすぎない適量を混ぜることがポイントです。
混ぜた後に、上にカバーガラスをゆっくりと被せます。
空気の泡が混入しないように、丁寧に被せます。
できた標本を顕微鏡で観察します。
希に、わんちゃんやねこちゃんの体内に虫が寄生していることがあります。
今回の糞便検査では、そのような体内に寄生した虫が、糞便に排泄されていないかを検査します。
数十分、中には一時間以上観察をしている学生もいました。
幸い今回の糞便検査では寄生虫が検出されませんでした!
寄生虫はいませんでしたが、糞便中の食べかすや
混入した異物(被毛や食物等)の観察・スケッチを行いました。
写真はS先生が飼育する猫ちゃんの糞便の顕微鏡像です。
はじめての糞便検査はどうでしたか?
皆さん集中している姿が印象的でした。
これからも、練習を重ねて行きましょう。