湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2019.9.27

バイオ通信No.2012「細胞融合の観察」

みなさん、こんにちは。
バイオコース1年生が行った「細胞融合の観察」実験をお届けします。
 
まずは、スーパーで新鮮なチンゲンサイを買ってきます。

 
そして、裏表皮をはがして、葉肉細胞組織をプロトプラストを作製するための酵素液につけます。

 
同じくレッドオニオンを購入してきて・・・

 
紫色の細胞を含む組織を酵素液につけます。

 
酵素反応中です。

 
それぞれのプロトプラスト(原形質体)が見られたら、ナイロンメッシュで残渣を取り除きます。
そして、2種類のプロトプラストを混合して、そこへポリエチレングリコールを加え、細胞融合を観察しました。
 

写真がうまく撮れませんでしたが、途中の状態はこのような感じでした。
レッドオニオンのプロトプラストが収量が少なく、このようになってしまいましたが、細胞融合を観察することができました。
 
植物細胞には細胞壁があるので、ペクチナーゼとセルラーゼの混合酵素液で処理をすることにより細胞壁を取り除かないと細胞融合は起こりません。
いろいろな植物細胞をプロトプラストにしてみると、それぞれ特徴があり、ちょっとかわいいですよ。
 
バイオに関連するみなさんも機会があったら、プロトプラストを見てみてください。
 
↓↓クリックお願いします

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://sho-oh.ac.jp/blog/bio/2019/09/%e3%83%90%e3%82%a4%e3%82%aa%e9%80%9a%e4%bf%a1no-2012%e3%80%8c%e7%b4%b0%e8%83%9e%e8%9e%8d%e5%90%88%e3%81%ae%e8%a6%b3%e5%af%9f%e3%80%8d.html/trackback

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)