2019年9月3日アーカイブ

わんにゃん通信No.915「外部寄生虫」

みなさん、こんにちは。

今回は動物看護コースが学ぶ、外部寄生虫についてご紹介します。

 

早速ですがこの寄生虫はなんでしょう!?

 

ヒントは吸血をする小さな生き物です。

 

 

 

答えは「ダニ」です!

ダニの形態学的特徴は足の本数です。ダニはクモの仲間であり、8本の足を持ちます。

高温多湿を好むため、春から夏にかけて生息数が増えます。

 

小動物臨床で代表的なダニの種類はマダニ類、ヒゼンダニ類、ツツガムシ類の3種です。

 

第2問 この寄生虫はなんでしょう?

 

 

 

答えは「ノミ」です!

ノミの形態学的特徴は頭部と口元です。

ノミは卵から幼虫、サナギ、成虫へと容姿を変え成長をする完全変態をします。

成虫になったノミは、動物からでる炭酸ガスや振動などの刺激に反応をし、飛び移ります。

吸血を始めるとその約一週間後から産卵を開始し、生涯に平均160個産卵をします。

一度寄生すると駆虫をすることが大変難しく、宿主のみならず環境中の駆虫も行わなくてはなりません。

 

さらに、ダニとノミの注意点として、吸血により感染症に罹患する恐れがあります。

ノミではバルトネラ感染症、瓜実条虫、マダニではライム病・日本紅斑熱・Q熱・SFTSなどが代表的な感染症です。

これらの感染症のなかには患者動物のみならず、人間にも感染し、死に至ることもあります。

 

動物臨床ではこれらの感染症を、外部寄生虫を駆除することにより予防しています。

動物看護師は患者動物から原因である外部寄生虫を被毛などから顕微鏡を使い、見つけ出します。

 

最近では毎月のノミダニ予防薬で簡単に感染予防ができます。

忘れずに毎月予防をするようにしましょう。

 

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