湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2019年10月9日アーカイブ

わんにゃん通信No.931「わんちゃんのシャンプー方法」

みなさん、こんにちは。
今回はわんちゃんのシャンプー方法についてご紹介します。
 
シャンプーをする際はあらかじめ、わんちゃんがシンク内で滑り、怪我をしないための柔らかいスノコ(おふろまっと)を用意します。
 
そして、シャワーの温度をぬるま湯に設定します。
わんちゃんの体温は人間より高く、熱がこもりやすいため高温を避けます。
寒い時期には冷水を使うことで、低体温症になる危険が有ります。
季節に合わせて調節をしましょう。

 
全身の被毛をかき分け、シャワーヘッドを皮膚に沿わせるようになでると、全身がぬれやすくなります。
肛門腺はこの後に絞ります。
わんちゃんには肛門の斜め下、両側に臭腺があります。
大型犬は自力で排出をすることができる子が多いのですが、小型犬は定期的に絞り出さなければいけません。
 

シャンプーをするときは全身を指の腹を使い、丁寧に洗ってあげます。
顔から、耳の周り、爪の生え際まできめ細かい泡を作ります。
泡が立たない際は、洗い流し、再度洗ってあげましょう。
 

シャンプーを洗い流し、コンディショナーをする際には、少量のコンディショナーをぬるま湯に混ぜ、スポンジを使いなじませ使うと、全身の被毛に馴染みます。
そうすると、わんちゃんへの負担が少ないです。
スポンジで少しずつ濡らす方法は、顔を濡らすのが苦手な子におすすめです。
 
最後にコンディショナーを洗い流します。
このときに腹や脇、足の先に濯ぎ残しがないようにしましょう。
 
将来動物病院で勤めた際、トリマーでなくとも必ずシャンプーをする機会があります。
グルーミングもできる動物看護師をめざしましょう♪
 
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