湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2024年8月2日アーカイブ

バイオ通信No.2902「生化学実習10」

みなさん、こんにちは。

 

今回の2年生の生化学実習では、

タンパク質の定量を行いました。

 

使用したタンパク質は、

前回分離し透析した卵白アルブミン水溶液です。

 

久しぶりに使用試薬の調製から行いました。

 

同時にサンプルの調製も行いました。

 

最初に、吸収スペクトルの作成を行いました。

 

タンパク質の極大吸収波長の280nmは確認できたかな。

 

卵白アルブミン水溶液の吸収スペクトルです。

280nm付近に極大吸収がでていますね。

 

2年生は、手書きの吸収スペクトルを作成中。

さらに、紫外吸収法により

卵白アルブミンの定量(計算法)を行いました。

 

次に比色分析による定量を行いました。

 

今回は、タンパク質なので、

ビウレット法によりタンパク質の定量(検量線法)を行いました。

 

タンパク質標準液のビウレット反応です。

濃度により色の濃さが変わります。

 

サンプルのビウレット反応です。

サンプルも濃度を変えて測定をします。

 

測定終了後、

お互いの測定データについて意見交換かな。

 

今年の2年生は、班だけではなく、

みんなで取り組むことが多いです。

 

共通認識がもてるので、いい傾向だと思います。

 

十分な結果が得られ、

卵白アルブミンの定量ができました。

 

2年生のみなさん、

この調子で頑張っていきましょう。

 

タンパク質の実習は、あと2回続きます。

しっかり取り組んでいきましょう。

 

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