湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2024年8月14日アーカイブ

バイオ通信No.2910「バイオサイエンス実習~分光光度計3~」

みなさん、こんにちは。

 

今回の1年生のバイオサイエンス実習では、

検量線の作成を行いました。

 

ランベルト-ベールの法則の

ベールの法則になります。

 

ベールの法則は、

「光路長一定のとき、

物質の吸光度は物質の濃度に比例する。」

という法則です。

 

このことから、縦軸に吸光度、

横軸に濃度でグラフを作成すると直線のグラフになります。

 

このグラフを検量線といいます。

定量分析の基本的な手法になります。

 

実習が進むにしたがって、

徐々に機器・器具が増えてきて実験らしくなってきました。

 

学生のやる気も十分なようです。

 

まずは、異なる濃度の標準液を作成します。

 

次に発色させます。

今回は、赤色に発色します。

 

この溶液の吸光度を測定します。

 

測定値をもとに、グラフを作成します。

 

グラフの作成も2回目になりますが、

ちょっとしたプロットミスで、

直線にならなかったようです。

 

すぐにプロットミスを直すことによって、

直線のグラフが作成できました。

 

今回のようなグラフの場合、

ちょっとしたプロットミスがずれを生じますので、

注意しましょう。

 

1年生のみなさん、

バイオサイエンス実習では、

一つずつ技術を積み重ねてきました。

 

その成果が、発揮できましたね。

この調子で頑張っていきましょう。

 

↓↓クリックお願いします