湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: タンパク質

バイオ通信No.2832「バイオインフォマティクス3」

みなさん、こんにちは。

 

バイオコース2年生のバイオインフォマティクスの授業で、

RasMolを使用し、タンパク質の立体構造を

グラフィカルに表示をしてみましたのでご紹介します。

 

RasMolは、以前のブログでご紹介しましたが、

タンパク質の立体構造をグラフィカルに可視化するプログラムです。

 

コマンド入力が主になりますので、

慣れないこともありますが、力作をご覧ください。

 

タンパク質の立体構造データベースのProtein Data Bank(PDB)から

タンパク質のデータをダウンロードして、

RasMolでデータファイルを開いた画像例です。

 

細い針金状で表示がされます。

この画像はクモの巣みたいですね。

2つ立体構造があります。

 

こちらは同じデータですが、

Protein Data Bankに載っている画像です。

2つの立体構造のうちの1つが表示されています。

 

2年生には、それぞれデータをダウンロードして、

RasMolで立体構造をグラフィカルに表示をしてもらいました。

 

1つずつご紹介したかったのですが、

多くなってしまいますので、まとめてみました。

 

小さくなってしまいましたが、ご覧ください。

 

短い作業時間の中で、

わかる範囲でいろいろと工夫をしてくれました。

 

2年生のみなさん、お疲れさまでした。

 

↓↓クリックお願いします


バイオ通信No.2694「バイオインフォマティクス2(RasMol1)」

みなさん、こんにちは。

バイオコース2年生のバイオインフォマティクスでRasMolを使って

分子構造の特徴をグラフィカルに表示しましたのでご紹介します。

RasMolは、無料の立体構造を可視化するプログラムです。

 

タンパク質の立体構造のデータをRasMolで読み込むと次のような画像が出てきます。

これは、分子構造を針金状で表示したものです。

この針金状に表示された分子構造をグラフィカルに表示していきます。

 

2年生は各自、別々のタンパク質の立体構造をグラフィカルに表示しましたのでご覧ください。

αヘリックスや含まれる金属元素などリボン状だったり、球状に表示をしました。

第2弾に続きます。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信No.2208「生化学実習9」

みなさん、こんにちは。

 

今回のバイオコース2年生の生化学実習は、SDS-PAGE法を行いました。

SDS-PAGE法は、SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法のことです。

タンパク質の電気泳動法になります。

 

今回は、唾液アミラーゼの分子量を求めました。

それでは、電気泳動の様子をご覧ください。

 

分子量を求めるために、分子量マーカー(分子量のわかってタンパク質)を用いるのですが、今回の分子量マーカーは色つきにしてみましたので、電気泳動の様子をご覧ください。

今回使用した電気泳動装置です。

 

サンプルと分子量マーカーを塗布して、通電を行いました。

真ん中に色つきのバンドが見えていると思います。こちらが分子量マーカーです。

サンプルには、色がありませんので、見えません。

 

さらに時間が経つと、分子量マーカーが分離してきました。

分子量の大きさによって、分離が行われます。

 

さらに時間が経つと、さらに分離が大きくなります。

 

電気泳動終了後、染色をおこないました。

目的のタンパク質(アミラーゼ)は、分離されているのでしょうか。

脱色していないので、わかりずらいですが、分離はされているようです。

 

今回は、分子量マーカーを班ごとに変えてみましたので、こちらもご紹介します。

2色の分子量マーカーです。赤色と青色です。

 

こちらは1色の分子量マーカーです。(青色のみです。)

 

今回は脱色をしていないので、少しわかりづらいですが、全班、アミラーゼの確認ができ、分子量を求めることができました。

バイオコース2年生のみなさん、大切な電気泳動法なので、しっかりと原理を理解しておいてくださいね。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信No.2154「リゾチームの結晶化」

2年生のタンパク工学実習でタンパク質の結晶化を行いました。

今回用いたタンパク質は、卵白リゾチームです。

 

結晶化法は、蒸気拡散法という沈殿剤の濃度を徐々に変化させて過飽和状態を達成する方法の一つです。

その中で最も一般的な手法、ハンギングドロップ法を行います。

 

24穴プレートへ3段階のpHの違うリザーバー溶液を入れていきます。

 

テキストを確認しながら入れていきます。

 

各自、作業していきます。

 

よそ見しないでね。

 

各穴の縁にカバーガラスとの機密性を高めるために薄くグリースを塗ります。

カバーグラスにリゾチーム溶液と沈殿剤溶液を混ぜてのせます。

 

カバーグラスを反転させて、ウエルの上にのせ、密封します。

 

できたプレートを20℃インキュベーターに静置して結晶を析出させます。

 

出来た結晶がこちら。。。Mくんの結晶。

 

Iくんの結晶。

 

同じ操作をしても出来る結晶はそれぞれですね。

きれいですね♪

 

↓↓クリックお願いします