湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: バイオ

バイオ通信No.3004「実験動物2級技術者認定試験を受験して 1」

みなさん、こんにちは。

 

今年度、実験動物2級技術者認定試験に合格した2年生が、「実験

動物2級技術者認定試験を受験して」というテーマで、感想を書い

てくれました。

 

よく書けているので、5回に渡り、一人ひとり紹介したいと思いま

すので、ご覧ください。

 

「実験動物2級技術者認定試験を受験して」 OSさん

 

実験動物2級技術者資格認定試験を受験して、受験した全員が合

格でとても嬉しかったです。

しかし、成績優秀者の5位以内に入れず、悔しい思いもあります

が、この資格試験を通じて、いろいろな経験ができました。

実験動物学の勉強をして思ったことは、他の資格試験と比べ、詳

細に問われる問題が多く、難しい問題や引っかかりやすい問題もあ

り、とても難しさを感じましたが、逆にやりがいを感じました。特

に各論では、妊娠期間や離乳期間など、実験動物が異なっていても

近い数字になるものは、覚えるのが大変でした。

また、この資格試験を通じて、自分に自信をつけることができま

した。

資格試験を受ける前に内定先が決まり、この資格が必要ない分野

だったため、最初はこの試験を受験することも悩みました。

しかし、自分が学んだ知識や技術を試したいと思い、受験するこ

とを決めました。

勉強のはじめたては、覚える量が多く、なかなかやる気が起きま

せんでしたが、模擬試験を受けていく中で、徐々に点数が上がって

きて、着実に知識を深めていることが実感できました。その結果、

模擬試験の結果では上位に入り、試験本番では9割に近い点数を取

ることができました。

社会人になって、この経験を生かし、会社や世の中のために貢献

したいと強く思いました。

 

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バイオ通信 No.3002「微生物学実習・実技試験1」

1年生の微生物学実習では最後に実技試験があります。

 

1日目は分離培養です。

 

2種類の菌が混合された菌液を使って、分離培養を行います。

 

白金耳、試験管の火炎滅菌、試験管、

培地の持ち方、分離培養方法など、基本の操作がチェックされます。

 

バイオ技術者には無菌操作は欠かせません。

 

しっかりと身につけていきましょう。

 

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バイオ通信 No.3001「遺伝子操作学実習・実技試験2」

1年生の遺伝子操作学実習では最後に実技試験があります。

 

午前チームは3時間以内に全員終了しました。

午後チームはどうなるでしょうか。

 

解答用紙へ実際に行った操作を記録していきます。

 

作業の途中に電気泳動用bufferを希釈します。

メスアップの時はメニスカスをしっかりと合わせましょう。

 

アガロースゲルは電子レンジで溶解します。

 

作業は慎重に。。。

 

午後チームも大幅に時間を過ぎることもなくできました。

 

実技試験では、1年間に学んだことがどれくらい身に付いているのかを、お互いに確認するために行っています。

 

2年生に向けて、出来なかったところなどは復習しておくといいと思います。

 

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バイオ通信 No.3000「遺伝子操作学実習・実技試験1」

みなさん、こんにちは。

 

2月14日の今日はバレンタインデーですが、バイオ通信も3000回の節目を迎えました。

これもご覧いただいているみなさまのおかげです。

これからも、バイオ通信をよろしくお願いします。

 

1年生の遺伝子操作学実習では最後に実技試験を行っています。

内容はプラスミドの調製とアガロースゲル電気泳動です。

 

試験時間は3時間、午前チーム、午後チームに分かれての実施です。

 

プラスミドの調製はボイル法かアルカリSDS法を選択して調製します。

 

煮沸の後に、沈殿物(宿主菌の染色体DNAと変性した菌体のタンパク質)を取り除きます。

 

プラスミドが調製出来たら、アガロースゲル電気泳動を行います。

 

泳動後は染色して、プラスミドを確認します。

 

実技試験では、全ての試薬、器具は自分で準備して作業します。

後片付けも含めて3時間となります。

 

時間が限られていますので、操作の順番も考えて動かないといけません。

 

午前チームはまず、アガロースゲルの調製から行っていました。

午後はどうなるでしょうか。

 

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バイオ通信No.2999「就職セミナー」

みなさん、こんにちは。

キャリア支援室の主催で、外部講師を招いて就職セミナーが開催されました。

 

昨年9月に続き、今回は2回目のセミナーになりますが、

就職活動に入りはじめている1年生はスーツを着て、

気を引き締めてセミナーに参加しているようでした。

 

今回の内容は「就職面接対策講座」として、

面接のロールプレイ、グループディスカッション、

Web面接の注意点などについて、ご教授いただきました。

 

これからの就職活動本番に向けて、今回の経験を活かしていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

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バイオ通信 No.2998「食品衛生学実習・食品中の細菌検査」

2年生の食品衛生学実習で食品における細菌検査を行いました。

 

試料は各自が持ち寄った食品です。

手作りおにぎり。

 

パセリ。

 

和菓子、おかずの余り?

 

2g測り、滅菌生理食塩水と共に袋に入れて、ストマッカーで処理します。

 

処理後、試料はつぶされてこんな感じに。

 

混釈培養用の培地を恒温槽で保温しておきます。

 

使用する培地は、普通寒天、DHL、卵黄加マンニット食塩培地です。

 

試料を1mLシャーレへ入れます。

 

保温しておいた培地をシャーレへ注ぎます。

 

シャーレのフタに培地がつかないように静かに回しながら混和します。

 

37℃ふ卵器で48時間培養します。

 

コロニーが出来て欲しいような。。。

出来て欲しくないような。。。

 

お楽しみに。

 

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バイオ通信No.2997「化学実習9」

みなさん、こんにちは。

 

1年生の化学実習の最後は、実技試験です。

化学実習で学んだことを確認しながら試験を行いましたので、その様子をご覧ください。

 

まずは、準備からです。これから行う実技試験の操作手順を考えます。

 

操作手順に従って実技を行っていきます。

 

最初の準備に取り掛かったのは・・・。

 

普段の実習の成果が出ているようです。

 

一通り操作が終わると操作手順の確認です。

メモを取りながら確認をしていきます。

 

次に測定です。

機器の取り扱いもしっかりできているようです。

 

そして最後にまとめです。

しっかり測定結果をまとめてくださいね。

 

化学実習の実技試験では、1つの課題として、

「時間との闘い」(決められた時間内に操作を行なう)があります。

 

今回は、一定時間ごとに実習台を移動しました。

 

実習台ごとの操作になりますので、時間が過ぎてしまうと操作が途中になってしまいます。

そうならないように、最初に操作手順を考えてもらいました。

 

1年生は、しっかり考えられたようです。

操作が途中になった学生はいませんでした。

 

普段の実習の成果だと思います。

 

1年生のみなさん、実技試験はいかがでしたか。

おつかれさまでした。

 

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バイオ通信No.2996「化学実習8」

みなさん、こんにちは。

 

1年生の化学実習も実習としては、今回が最後になります。

 

化学実習の最後の実習は、実技試験になります。

その様子はまた次回ご紹介します。

 

今回の実習は、前回に続き酵素活性の測定を行いました。

それでは、冬休み明けの久しぶりの実習の様子をご覧ください。

 

まずは、準備からです。今回は2人1組で行いました。

 

続いて、酵素反応を行います。

 

冬休みがちょっと長かったせいか、

少し忘れていることもあったようですが、順調です。

 

反応終了後、分光光度計で吸光度を測定します。

 

機器の取り扱いも特に問題なく測定していきます。

 

そして、最後にまとめになります。

 

基本的な操作は、しっかりできていたようですが、

細かいところは少し忘れているようです。

 

1年生のみなさん、久しぶりの実習でしたがいかがでしたか。

来週は、実技試験です。しっかり頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信 No.2994「微生物学実習・腸内細菌の同定4」

1年生の微生物学実習で腸内細菌の同定を行いました。

 

1晩培養した確認培地を観察していよいよ判定です。

 

TSI培地はtriple sugar iron寒天培地といい、

斜面部で乳糖、白糖の分解、

高層部でブドウ糖の発酵、ガスの産生、硫化水素の産生を見ることができます。

 

一番左が菌を植える前です。(これ以降の培地すべて)

糖を分解すると酸を産生するので培地が黄色に変化します。

ガスが産生すると培地に亀裂が入ったり、培地が浮いたりします。

硫化水素を産生すると培地が黒変します。

 

SIM培地は硫化水素の産生、IPA反応、インドールの産生、運動性、が見られます。

 

シモンズクエン酸培地は炭素源としてクエン酸ナトリウム、

窒素源としてアンモニウム塩のみを含む合成培地です。

 

これらを利用できる菌のみが発育でき、

発育すると培地は緑色から青色(アルカリ性)に変化します。

 

VP半流動培地はアセチルメチルカルビノール(アセトイン)の生成が確認できます。

VP試薬を加えて混和し、赤色に変化したら陽性です。

 

チトクロームオキシダーゼ試験で好気性菌と通性嫌気性菌の鑑別も行いました。

これらの結果を総合して未知検体を同定します。

 

今回は大腸菌、肺炎桿菌、サルモネラ、プロテウスの4つの菌から2つを同定しました。

 

上手く同定できたのでしょうか。。。

 

細菌にもいろいろな性状がありますね。

それらを調べるためにいろいろな培地が開発されていますね。

 

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