2年生の実習でドライケムを行いました。
今回は、富士フイルムメディカル株式会社の方から実際に機械を使いながらドライケミストリーについて教えていただきました。
ドライケミストリーとは、ドライケミストリーシステムと呼ばれる機械と試薬を用いて測定します。
特定の化学反応を起こす試薬が乾燥状態で保存されていて、そこに液体の試料が加わると化学反応が起こって発色するような検査法です。
2年生は生化学実習で生化学検査を学校犬の血清を試料として検査しました。
項目ごとに違うキットを使用して、標準液や試料を発色させ、分光光度計で吸光度を測定、データから濃度を求めました。
この装置はそれらをいとも簡単に行う機械です。。。
試薬が入っているスライドをカートリッジへセットします。
カートリッジを機械へセットします。
サンプルもセットします。
みんなで、確認しながら操作します。
今回の測定器は最大20項目まで測定でき、サンプル量は10μℓと少量ですむそうです。
富士フイルムメディカルのドライケムは動物病院の6割くらいで使用されているそうです。
メーカーが違っても、基本は違いません。
これから、動物病院で見かけたら興味深く装置を見てみましょう。
とても、働き者の装置ですyo(^o^)
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