1年生の遺伝子操作学実習でプラスミドの調製を行いました。
3回目はプラスミド調製キットを使用して抽出しました。
キットの溶液は、
BufferA1、BufferA2、BufferA3と順番に使用していきます。
原理はアルカリSDS法とだいたい同じなので、前回の操作を思い出しながら行いましょう。
BufferA2には青い色がついています。
この溶液で溶菌します。操作は穏やかに。
BufferA3で中和します。
青い色が消えるまで転倒混和します。
消えたら中和完了です。
遠心します。
上清を取り、Collection Tubeへセットしたカラムへ入れます。
遠心すると、カラムに付いているメンブレンにDNAが吸着します。
エタノールの入っているBufferAQでメンブレンを洗浄・乾燥します。
カラムをマイクロチューブへ移し、溶出液を加えます。
遠心するとメンブレンに吸着していたDNAが溶出されて出来上がりです。
キットを使用すると、あっという間に(カタログによると14分間)プラスミドを調製することができます。
便利ですね(^^♪