湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 実験

バイオ通信 No.2828「バクテリオファージ」

1年生の微生物学実習で、

バクテリオファージの実験を行いました。

 

55℃恒温槽で軟寒天培地を保温しておきます。

 

T先生のデモンストレーションを見て、操作の流れを確認します。

 

まずは、ファージ液の希釈を行います。

 

10倍希釈を6回行って、10-6(100万倍希釈)まで。

 

軟寒天培地へ宿主菌と希釈したファージ液を加えてよく混ぜ、

平板培地に重層します。

 

培地全体へ広げます。

 

宿主菌にファージが感染して、

溶菌するとプラークを形成します。

 

左のシャーレは全面に菌が生えています。

右のシャーレは宿主菌にファージが感染し、

ほぼ溶菌してしまっています

(左より、右の方が透明っぽいのわかりますか?)。

 

こちらはプラークが数えられます。

丸く抜けて見えるのがプラークです。

 

バクテリオファージは細菌に感染するウイルスです。

 

ウイルスは小さいので、

光学顕微鏡下では数えられないのもあり、

宿主に感染させて溶菌されるという、

その変化を利用してウイルス量を調べていきます。

 

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バイオ通信No.2805「バイオリアクター実験 その2」

みなさん、こんにちは。

 

バイオリアクター実験の2回目は、

撹拌槽型バイオリアクター実験です。

 

今回も酵母を包括法(格子型)で固定化して、それを使います。

 

装置を組み、今回も反応の進行を見ていきます。

 

データもしっかりと取れたでしょうか?

よいデータが出るといいですね。

 

実験結果からしっかりと考察しましょう。

 

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バイオ通信No.2800「天然酵母のスクリーニング その2」

みなさん、こんにちは。

 

応用生物科学科バイオコース2年生が「発酵実習」で行っている、

天然酵母のスクリーニング実験の続きです。

 

分離培養して得られた酵母らしきコロニーから釣菌して、

スライドグラス上に取り・・・、

 

顕微鏡で観察します。

 

見られた微生物の形態や大きさ、出芽が見られるかどうかから、

酵母であるかどうかを推定します。

 

酵母だろうと判断した場合には、

病原性の有無を確認するための検査に入ります。

 

この続きは、次回、お届けします。

 

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バイオ通信No.2672「バイオリアクター実験 Part2」

みなさん、こんにちは。

前回(11月7日)お届けしたバイオリアクター実験は、Aグループのものでしたので、

今回はBグループのバイオリアクター実験の模様をお届けします。

 

固定化した酵母です。

 

それを流動層型バイオリアクターと・・・

 

固定槽型バイオリアクターに充填して・・・

 

経時的にデータをとり、反応を比較していきます。

いろいろな視点から考察できる実験でもあるので、レポートを読むのが楽しみです。

ユニークなレポートを期待しています。

 

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バイオ通信No.2668「バイオリアクター実験はじめました」

みなさん、こんにちは。

バイオコース2年生の発酵実習で、バイオリアクターの実験がはじまりました。

 

こちらは、固定層型バイオリアクター

 

一方、こちらは撹拌層型バイオリアクター

 

最初ということもあり、いろいろと調整しなければならないことが発生しました。

本格的に実験のデータ取りに入るのは、次回以降ということになりそうです。

 

今回のことを修正して、次回に生かしていきましょう。

 

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バイオ通信No.2392「生化学実習3」

みなさん、こんにちは。

今回の実習は、バイオコースと動物看護コースは、分かれて実習を行いました。

2年生の生化学実習もいよいよ酵素の実習が始まりました。

 

今回は、バイオコースの酵素実習の始まりです。

では早速、実習の様子をご覧ください。

 

まずは、手順の計画です。しっかり立ててくださいね。

 

そして、操作に入っていきます。

 

酵素の実習は、予備実験から始まります。結果は、こんな感じになりました。

多少不安な予備実験の結果はありましたが、無事に確認出来ました。

 

この結果を元に本実験を行いました。本実験の結果です。

 

この本実験の結果を元にして酵素の実習があと3回続きます。

とっても大切な結果ですので、忘れずに、しっかり頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信No. 2341「天然酵母パン」

みなさん、こんにちは。

 

バイオコース2年生が、発酵実習で各自がスクリーニングした天然酵母・・・

 

それを利用して、学生さんがパンづくりをしました。

 

中には卵黄と何かを混ぜたものを焼く前のパンに塗ったりして・・・

 

少し本格的ですね。

 

焼き上がりは・・・

 

このような感じでした。

 

このあと、製作者がおいしそうに食べていました。

 

少しうらやましかったです。

 

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バイオ通信No.2340「化学実習3」

みなさん、こんにちは。

今回のバイオコース1年生の化学実習は、グルコースの定量を行いました。

グルコースの定量はバイオサイエンス実習でも行いましたので、復習ですね。

 

バイオサイエンス実習のときは、検量線内の濃度のグルコースを測定しましたが、今回は、検量線外になる濃度のサンプルも加えて行いました。

それでは、実習の様子をご覧ください。

 

まずは、準備からですね。

 

手前の2人は、反応時間があるので、ちょっと暇そうにしているようです。

暇なときに少しでも洗い物ですね。

 

反応終了後、分光光度計で吸光度を測定します。

 

今回もいい感じで発色しています。濃度の違いにより、色の濃さが変わります。

 

吸光度測定後、グラフを作成します。

ちょっと見づらいですが、検量線として使用できそうです。

 

サンプルのグルコースも同様に操作をして、発色させました。

 

左側の3本が、サンプルになります。

濃度が随分高かったのか、色がかなり濃いですね。

このままでは、検量線外ですので、さらに測定をしていきます。

 

今回の実習では、高濃度のサンプルもあったので、少し時間はかかりましたが、

全員、グルコースの定量ができました。お疲れさまでした。

定量方法は、しっかりと覚えておきましょう。

 

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バイオ通信No.2339「食べられる?食べられない?」

バイオコース2年生の発酵実習で、各自が持ち寄ったサンプルから天然酵母を見つけてきましたが、

分離培養後に酵母であろうと推定できたものを対象に

アピ C オクサノグラム(酵母様真菌同定用)を用いた菌種の同定を行いました。

 

アピでの培養結果をもとに・・・

アピウェブで菌種を推定します。

データベースにある菌種に限られていますが、同定結果からその菌種が非病原性か、

病原性かを推定することができます。

 

その後、同定結果をもとに酵母の増殖培養を行い・・・

 

パン作りをしてみました。

 

この後の焼き上がりが楽しみですね。

 

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バイオ通信No.2235「バイオリアクター実験 条件をかえて・・・」

みなさん、こんにちは。

 

バイオ2年生の発酵実習で、固定化酵母バイオリアクター実験を行っています。

 

反応の温度条件をかえてみたり・・・

 

固定化酵母の粒子径をかえてみたり・・・

 

リアクター内の反応pHを変更してみたり・・・

 

実験結果を予測しながら、実験を組み立てます。

予測通りの実験結果となりましたでしょうか?

考察、期待しています。

 

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