湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2021.12.15

わんにゃん通信No.1235「ウサギのエリザベスカラー」

こんにちは。

 

動物看護コース2年生の動物外科看護学実習Ⅱにて、ウサギの生態についてや保定や健康チェックポイント、投薬・強制給餌の練習、セロハンテープ法による外部寄生虫感染の検査を行いました。

 

2年生に流動食を作製してもらい、強制給餌の実践!

流動食はウサギ用のペレットをお湯やリンゴジュースでふやかし、シリンジに詰めた状態で与えてもらいました。

 

溶解液の量を調整して、シリンジの先端からスムーズに出るような硬さにすることがポイントです。

中には、味見をしてる学生さんもいました。

 

ウサギには犬歯が無いので、切歯と臼歯の隙間からシリンジを入れること。

また、口腔内の手前の方で内筒を押してしまうと器用に流動食を「ぺっ」っと出してしまうこともありますので、なるべく奥に流し込みます。

 

ただ、無理やり入れると誤嚥してしまうこともありますので、ゆっくり様子をみながら給餌していきます。

代表でS君、Hさん、Sさんに挑戦してもらいました。

 

3人とも上手に給餌してくれました。

ウサギ用のエリザベスカラーも作ってもらいました。

長い耳用の穴が開いているタイプです。

オリジナリティー溢れるエリザベスカラーを作ってもらいましたので、紹介します。

 

1枚目上:クリアファイルで作成し、ウサギさんの好きな果物を描いてくれました。

1枚目下:ウサギさんのイラストをリアルに描いてくれました。

耳穴が少し縦長タイプとのことです。

 

2枚目上:イラストが見づらくなってしまい申し訳ないですが、ジブリのかわいい絵を描いてくれています。

イラストを小さく描くことで、視界を遮らないように配慮してくれているそうです。

2枚目下:カオナシ推しの千と千尋好きにはたまらない、

耳穴が横穴タイプのエリザベスカラーだそうです。

 

3枚目上:ブランドのロゴを描いたり貼ったり・・・高級感漂うエリザベスカラーです。

3枚目下:緑色に塗られたクローバーが可愛らしいエリザベスカラーです。

 

どのエリザベスカラーも工夫がしっかりされ、実用的なモノになっています。

今回の実習の経験が、いつか生かせる日が来ると嬉しいです。

 

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