こんにちは。
応用生物科学科動物看護コース2年生が動物臨床検査学実習Ⅱで、眼科検査を行いました。
今回はフルオレセイン染色についてご紹介します。
このフルオレセイン染色による眼科をすることで、
眼に傷がないかや眼から鼻に通じる管が通ってるかを調べることができます。
まず、専用試験紙の染色液が付いているところに点眼薬を垂らします。
点眼液と染色部が混ざり合い、蛍光色の染色液ができあがります。
眼のなかの余分な染色液を点眼薬で洗い流します。
そして、検眼鏡を用いて眼を観察します。
正常部分は染まらず、傷がある部分だけ染まります。
れもんは問題ないようでした。
さらにしばらく放置して、鼻から染色液が出てくれば
眼から鼻に抜ける管が正常に開通しているということになります。
多頭飼育をする家庭のわんこは、わんこ同士の遊びのなかで眼を傷付ける可能性が高いので、
目やにが多い、眼をショボショボさせる、しきりに眼を
擦りつけるようなことがある時は受診してもらうと安心です。