こんにちは。
動物看護コース1年生の「動物内科看護学実習」にて、
学校犬の一般身体検査をグループごとに実施しました。
異常はないか変化はないか、痩せすぎていたり太りすぎていたりしないか、
ニオイはどうか等々全身をくまなく触り、臭いを嗅ぎ、診て観察していきます。
聴診器を使用し心拍数を数えたり、股動脈と脈拍数が一緒か確認もしました。
検査されている学校犬ぽてとさんの様子です。
顔がなんとも・・・
意識は何処へ?
1年生は肛門腺の場所も教わりました。
肛門腺とは、肛門の内側(4時と8時の方向にあるとよく言われます)にある臭いの分泌腺です。
赤くマークしている所にわらびくんの肛門腺(肛門嚢)があります。
尾の付け根をしっかり持つと分かりやすいです。
ここに分泌液が溜まり、通常は排便時に一緒に排出されるのですが、
小型犬はうまく排出されない子が多く居ます。
溜まりに溜まってしまうと袋なので破裂(肛門腺破裂)してしまったり、
炎症をおこしてしまったりするので定期的なケアが必要です。
肛門腺絞りは少しコツがいりますが、動物看護師として出来るように練習しましょう。