湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2022.9.29

バイオ通信No.2649「培地調製とグラム染色液の作製」

みなさん、こんにちは。

1年生の微生物学実習で、培地調製とグラム染色液の作製を行いました。

 

はじめに培地調製から・・・

先生に指名された学生が、全体の前で作業手順の確認をします。

 

今回は、斜面培地と高層培地、液体培地(ブイヨン培地)を作製します。

斜面培地と高層培地は寒天が入っているので、加温溶解してからそれぞれ試験管に分注します。

液体培地(ブイヨン培地)は溶解したら、そのまま試験管に分注です。

 

分注後は硫酸紙で試験管を試験管ごと包んで、オートクレーブ(121℃ 15分)にかけます。

オートクレーブ後は、斜面培地はこのようにして固まらせて、斜面にします。

 

高層培地と・・・

 

液体培地(ブイヨン培地)は試験管立てに立てたまま、冷却します。

 

続いて、グラム染色液も調製します。

クリスタルバイオレットとサフラニンは、色がきついので、写真はありません

が、ルゴール液は・・・

 

分注するだけの脱色用のエタノールは・・・

 

指を紫や赤にしながら、グラム染色で使用する試薬をすべて完成することができました。

これからこれらの試薬を使って、グラム染色を行っていきます。

バイオでも、動物看護でも知っておくべき基本的な事項ですので、しっかり覚えておいてくださいね。

 

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