湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2021年7月20日アーカイブ

バイオ通信No.2206「生化学実習8」

みなさん、こんにちは。

今回のバイオコース2年生の生化学実習は、ゲルろ過クロマトグラフィーで、唾液アミラーゼの分子量測定を行いました。

 

それでは、実習の様子をご覧ください。

まずは、カラムにゲルを詰める作業からです。

 

上手い具合にカラムにゲル(白い粒子)が詰められました。

 

標準分子量マーカーとサンプルの混合液をゲルの上部にのせ、開始します。

すぐに、分離が始まります。上から黄色、茶色、青色に分離しているのがわかります。

 

さらに緩衝液を流していくと、青色が分離していきます。

 

さらに緩衝液を流していくと、茶色と黄色が分離していきます。

 

今回は、1mLずつ分取するのですが、手作業で行いました。

しかも滴数によるサンプリングだったので、その様子をご覧ください。

少しでも安定してサンプリングするために、工夫をしたようです。

 

こちらは、ちょっと眠そうな眼になっていますが、眼差しは滴数を数えているようです。

 

こちらは、余裕十分のようです。

 

滴数の数えミスをなくすために、こんなものも登場しました。スマホのアプリだそうです。

いろんなアプリがあるんですね。

 

混合液の分離が終了後、分析作業に入ります。

 

今回は、唾液アミラーゼの分子量測定ですので、ヨウ素デンプン反応でアミラーゼの確認を行いました。

 

標準分子量マーカーは吸光度測定により、確認を行いました。

 

2つの結果をもとにまとめをしていきます。

 

2年生のみなさん、ゲルろ過クロマトグラフィーはいかがでしたか。

次回は電気泳動になります。頑張っていきましょう。

 

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