こんにちは。
動物看護コース2年生は、先日の生化学実習でALP(アルカリ性ホスファターゼ)という酵素の活性を測定しました。
マイクロピペットや試験管ミキサー、恒温槽、吸光度計などの機器を使用し、検体は3重測定で行いました。
機器の操作が確実でないと、数値に大きく影響が出てしまいます。
3本とも目的の数値が出なかった班や1本だけ大きく数値が異なってしまった班などありましたが、各班でその原因を考えることで、操作ミスや測定時の配慮のなさに気づき、それをもとにやり直しをすることで、正確な作業につなげることができました。
ALPの希釈倍率が異なる3本を並べてみました。
濃い色(写真左側)のものから100倍・150倍・200倍希釈です。
希釈倍数が大きいものほど、液色が薄くなってますね。
吸光度から活性値も計算して求めます。
今回、1回で終わった班と6回やり直した班がありました。
6回もやり直すということは反省すべき点ではありますが、多くやり直しただけ、各々の手技のレベルが上がると思います。
よく頑張りました。
今後も同様のことが続くと思いますので、めげずに一緒にやっていきましょう。