湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2019年7月5日アーカイブ

バイオ通信No.1984「生化学実習10-1」

みなさん、こんにちは。
 
今回の生化学実習は、ゲルろ過クロマトグラフィーを行いました。
分子ふるい効果によって、物質を分離する方法です。
ちょっと写真が多いので、2回に分けてご紹介します。
 
それでは、カラムにゲルを詰める作業からです。この実習の重要なポイントです。



 
次にサンプルの添加です。この操作も慎重に慎重に!!!!!




青色のブルーデキストランが見えますか?分離が始まっています。
 
分離の様子をご覧ください。

茶色のチトクロームC、黄色のDNP-アラニンの分離が見え始めました。
 
青色のブルーデキストランと茶色のチトクロームCの間に、卵白アルブミンがあるはずですが、無色なので見えません。

 
ブルーデキストランの青色が見えなくなりました。


 
チトクロームCの茶色も見えなくなりました。


 
DNP-アラニンの黄色も見えなくなりました。

 
無事に分離は、できました。
分離した溶液は、1mLずつ分取しました。
 
1mLずつ分取した溶液は、吸光度の測定とヨウ素デンプン反応を行いました。
次回のブログでご紹介します。
 
2年生のみなさん、ゲルの詰め作業、分取作業、大変お疲れ様でした。
 
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