湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2018.7.12

バイオ通信 No.1853「サザンハイブリダイゼーション」

2年生の遺伝子工学実習でサザンハイブリダイゼーションを行いました。
 
制限酵素で切断したDNA断片などを分子量マーカーと一緒にアガロースゲル電気泳動します。

 
泳動後、ゲルを染色して写真を撮ります。
ゲルを変性液→中和液につけてDNAを一本鎖の状態にします。
20×SSCの入った容器にガラス板を橋のようにのせます。
20×SSCに湿らせた濾紙を渡してその上にゲルをのせます。
 
ゲルの周りにラップを置きます。

 
ゲルの上にニトロセルロース膜を空気が入らないように慎重にのせます。

 
ゲルと同じ大きさの濾紙、ペーパータオル、500g程度の重り。
完成です。一晩置いて、膜へDNAを移します。

 
翌日。。。
メンブレンにゲルの大きさとサンプル溝の印をつけます。

 
メンブレンをSSCで洗浄し、乾燥後、80℃でBacking。
その後、コロニーハイブリダイゼーションのメンブレンと同様に
プレハイブリダイゼーション、ハイブリダイゼーション、検出を行いました。
 


上が電気泳動、下が検出後のメンブレンです。
 
発色しているバンドには標識プローブと同じ塩基配列が存在することがわかりました。
きれいに発色しましたね♪
 
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