湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2018.7.10

バイオ通信 No.1851「吸収曲線の作成」

1年生のバイオサイエンス実習で吸収曲線の作成を行いました。
サンプルは核酸溶液とタンパク質溶液です。
 
波長を合わせ、各波長の吸光度を220~300nmまで20nmづつ測定します。

 
班員と確認しながら操作します。

 
紫外部での測定ですから、使用するセルの材質は。。。
石英セルです!丁寧に取り扱います。

 
波長を変えたら必ず対照液でゼロあわせをします。

 
測定値は実習ノートへ記入して。

 
測定が終わったら、吸収曲線の作成を作成します。
縦軸に吸光度、横軸に波長をとり、測定値をプロットしていきます。

 
きれいな吸収曲線ができましたか?

 
バッチリのようです。

グラフより、核酸の極大吸収波長は260nm、
タンパク質の極大吸収波長は280nmであることがわかりました。
 
この波長は大切なので忘れないでね(^^)/
 
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