湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2017.7.24

バイオ通信No.1746「生化学実習~糖の定性試験」

みなさん、こんにちは。
今回の生化学実習は、糖の定性試験です。
 
それでは、早速、定性試験で使用する、反応試薬です。

 
今回、定性する糖溶液は、キシロース、グルコース、フルクトース、ショ糖、マルトース、デンプンの6種類と水の合計7種類です。
糖の性質を利用して、定性をしていきます。
それでは、それぞれの反応結果をご覧ください。
 
しかし、残念ですが、系列が違うのでブログで定性ができません。
次回は、ブログでも定性できるように写真を撮りたいと思います。すみません。
 
まずは、アントロン試験です。糖であれば反応します。

 
次は、バールフェズ試験とベネディクト試験とセリワノフ反応です。
この3つの反応は、沸騰水浴中で行います。

 
バールフェズ試験(単糖であれば赤色沈殿)の結果です。

 
ベネディクト試験(還元糖であれば赤色沈殿)の結果です。

 
セリワノフ反応(ケトースであれば赤色)です。
 
2つ赤色になっています。
ショ糖はケトース(フルクトース)を含みますので、擬陽性を示します。

 
次にビアル試験(ペントースであれば青緑色)です。

 
この反応は、色の変化(黄色→緑色→青緑色の順に変化)がありますので、ちょっと楽しい反応です。

 
最後に、有名なヨウ素-デンプン反応(デンプンであれば紫色)です。
ちょっと薄くてわかりづらいですが、右から2番目が紫色に変化しています。

 
7種類の溶液に対して、6種類の定性試験を行いました。
全員、無事に糖の性質を理解するとともに、定性ができました。
生化学実習もこの実習で最後です。
 
次は、実技試験です。
バイオコース2年生のみなさん、しっかり頑張ってくださいね。
 
↓↓クリックお願いします

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://sho-oh.ac.jp/blog/bio/2017/07/%e3%83%90%e3%82%a4%e3%82%aa%e9%80%9a%e4%bf%a1no-1746%e3%80%8c%e7%94%9f%e5%8c%96%e5%ad%a6%e5%ae%9f%e7%bf%92%ef%bd%9e%e7%b3%96%e3%81%ae%e5%ae%9a%e6%80%a7%e8%a9%a6%e9%a8%93%e3%80%8d.html/trackback

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)