2年生の細胞工学実習では動物細胞の培養をしています。
細胞を起こした翌日には培地を交換して余分なモノを取り除きます。
始めに顕微鏡で細胞の様子を観察します。
このとき、細胞がフラスコ底面にどれくらいいるのかをチェックします。
次の日に継代予定なので倍加時間が24時間程度の細胞だったら、4割以下くらい存在すれば培地交換。
それより多かったり、フラスコ全体に均等に存在していなくてこの辺りは8割、この辺は2割とかだった場合は継代となります。
まずは、培地を取り除きます。
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PBSを加えて、細胞を洗います。細胞面にあてないように注意して!
十分に洗ったら、PBSを取り除きます。
PBSで2回洗浄したら
培地交換のときはこの後に新しい培地を加えて培養します。
継代のときはトリプシンを加えて細胞をはがします。
インキュベーター内で1~2分反応させます。
顕微鏡で剥離具合を確認します。培地を加えて反応を止めます。
ピペッティングして細胞をバラバラにします。
必要量を新しい培地の入っている培養フラスコへ加えて終了です。
培養フラスコの底面全体に細胞が広がるように、前後左右傾けてからインキュベーター内で培養します。
順調に増えますように。。。