湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2014.2.4

バイオ通信 No.1249 「食品中の塩分濃度」

2年生の食品衛生学実習で食品中の塩分濃度を測定しました。Ash2014Feb.gif

2010年に設定された日本人の食事摂取基準では食塩の摂取目標量は、1日あたり男性9g未満、女性7.5g未満となっています。しかし、日本人の平均塩分摂取量は1日に13gと言われていてちょっと塩分を摂り過ぎているようです。

塩分は身体にとって必要不可欠な成分ですが、過剰に摂りすぎると高血圧になったり、病気の引き金になってしまいます。

今回の実習では、塩分が多く含まれていそうな食品について調べました。

サンプルのラインナップです。写真の他にたくあん、かにかま、ハムなども。

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サンプルを天秤で5gはかり、乳鉢で細かくすりつぶします。

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蒸留水45mlを加えてよく攪拌し、遠心します。
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上澄みをデジタル塩分計に入れて、測定します。
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食塩濃度が高かったのはどれでしょうか。。

結果発表!!
第1位 明太子ふりかけ(6.4%)、第2位 たくあん(3.0%)、 第3位 ソースマヨもんじゃ(2.4%)でした。
その他は、かにかま(1.7%)、ソーセージ(1.6%)、コーンポタージュ(0.6%)、ハッピーターン(0.18%)でした。

塩分が高いと言っても、明太子ふりかけやたくあんを100gも食べる方はいないと思います。
でも、ソースマヨもんじゃは1つくらい一人でペロリと食べられてしまいます。最近は、塩分とかカロリーとか表示されているのでチェックしながら食べるとよろしいかと。。。

表示が100gあたりか、一袋あたりかもしっかりと見て下さいね。うっかりすると。。。(>_<)

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