湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2013.6.20

バイオ通信No.1173 「サザン。」

2年生の遺伝子工学実習でサザンハイブリダイゼーションを行いました。2013JunAhr.gif

これは、目的の遺伝子を検出するのに用いられます。

まずは、電気泳動してDNA断片を分離します。

その後、アガロースゲル中のDNAを変性(1本鎖にする)、中和します。

次にゲルを濾紙の上にのせます。

130613-1.jpg

この濾紙には下に入っているbufferが染みこんでいます。

次にDNAをうつしとるニトロセルロース膜をのせます。

130613-2.jpg

↓↓クリックお願いします


ニトロセルロース膜の上に濾紙をのせペーパータオルをのせ重しをのせます。

こんな感じです。
130613-3.jpg

下のbufferが毛細管現象によって上のペーパータオルのほうへ移動していきます。
下から上へ濾紙やメンブレンの浸かっていたbufferの濃度は薄くしてあるので、さらにbufferは濃い方から薄い濃度の方へ移動していきます。

このまま、一晩おいておくとDNAがメンブレンに移動します。

地震が来ませんように♫
130613-8.jpg

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://sho-oh.ac.jp/blog/bio/2013/06/no-291.html/trackback

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)