湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 実習

バイオ通信No.2898「サザンブロッティング」

2年生の遺伝子工学実習で、

サザンブロッティングを行いました。

 

調べたいDNAサンプルを電気泳動で分離します。

 

泳動後、

染色して泳動像を写真にとっておきます。

 

アガロースゲル中のDNAを変性、中和している間に

ブロッティング装置を用意します。

 

20×SSCがしみ込んだろ紙を

ガラス板の上にのせます。

 

その上にアガロースゲルをのせます。

 

ゲルの周りをラップで囲みます。

 

アガロースゲルの上に、

メンブレンフィルターを

気泡が入らないように密着させます。

 

さらに、

アガロースゲルと同じ大きさのろ紙をのせます。

 

最後にペーパータオルと、

500g程度の重りをのせて一晩おきます。

 

アガロースゲル中の一本鎖DNAは、

毛細管現象を利用して

メンブレンフィルターへ転写されます。

 

次の日。。。

重りとペーパータオルを取り除くと。。。

 

アガロースゲルは水分が無くなり

うっすーくなっています。

 

メンブレンフィルターをガラス板へ移動して、

サンプル溝、ゲルの大きさをボールペンで書き入れます。

 

この時、

なるべくメンブレンフィルターを

乾かさないように注意します。

 

2×SSCで洗浄後、自然乾燥させ、

80℃でbakingしてDNA断片を

メンブレンフィルターに固定させます。

 

転写されたDNA断片はこの後、

ハイブリダイゼーションを行っていきます。

 

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わんにゃん通信No.2010「ウサギのタオル保定」

みなさん、こんにちは。

 

愛玩動物看護学科2年生が、

動物愛護・適正飼養実習Ⅱで

ウサギの保定について学びました。

 

「保定」とは、

診察の際に動物を支えることをいいます。

 

保定をすることで、

スムーズに検査・処置を行うことができ、

動物と周囲の人間がケガをすることを防ぎます。

 

今回、タオルを使用してウサギを保定しました。

 

ウサギは、

イヌ・ネコに比べて、

後ろ足が骨折しやすいです。

 

柔らかいタオル等で

身体を保護・固定することで、

安全な保定がしやすくなります。

 

また、

高いテーブルの上からの

落下による事故を防ぐため、

なるべく低い位置で診察を行います。

 

動物病院には、

様々な動物が患者さんとして来院します。

 

動物の特性をよく理解して、

ストレスの少ない診察を心がけましょう(#^^#)

 

 

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バイオ通信No.2897「生化学実習9」

みなさん、こんにちは。

 

今回の2年生の生化学実習では、

卵白アルブミンの分離を行いました。

 

この実習の最初にDNAの分離を行いましたが、

今回はタンパク質の分離です。

 

それでは、実習の様子をご覧ください。

 

まずは、卵を卵白と卵黄に分けます。

 

慎重に慎重に・・・。

 

次に㏗指示薬を滴加します。

卵白の色が変わります。

 

次に酢酸を滴加します。

酢酸は酸なので、タンパク質の変性が起こります。

 

遠心をします。

 

上清に硫安を加えます。

(塩析です。)

 

初めての塩析、ちょっと驚きもあったようです。

 

遠心をします。

 

再度、硫安により塩析を行います。

沈殿(アルブミン)が生じてきます。

 

これを遠心し、

沈殿を蒸留水で溶かし、

透析を行います。

 

初めての透析です。

慣れない操作なので、協力して行います。

 

透析(脱塩)中です。

 

次回の実習では、

この卵白アルブミンを使用して、

タンパク質の定量を行います。

 

2年生のみなさん、

卵白アルブミンの分離はいかかがでしたか。

 

タンパク質の性質を利用した分離方法なので、

タンパク質の性質の再確認ができたと思います。

 

次回も頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信No.2896「バイオサイエンス実習~分光光度計1~」

みなさん、こんにちは。

 

1期から基礎実習として取り組んでいる

1年生のバイオサイエンス実習では、

分光光度計の使用方法を学びました。

 

分光光度計は、

物質の光吸収を測定する機器になります。

 

1年生のみなさん、

物質が光を吸収することがわかるかな。

 

それでは、実習の様子をご覧ください。

 

今回は、分光光度計の使用方法なので、

ローテーションをしながら使い方を学びました。

 

ちょっと余裕がある学生も・・・・・。

 

溶液の色や波長を変えて測定をしました。

 

随分慣れてきたようです。

スムーズに測定ができてきました。

 

少し慣れすぎて雑になるときもありましたが、

確認をしながら取り組みました。

 

今回の実習では、1台異なる機種を使用しましたので、

こちらは、順番に使い方を説明してもらいました。

 

どちらの分光光度計も

しっかり取り扱っていきましょう。

 

これからの分析実習でよく使用しますので、

しっかりと使い方をマスターしておいてくださいね。

 

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バイオ通信 No.2895「細胞育てました」

1年生の細胞組織学実習で、

細胞培養を行いました。

 

各自、

ミエローマ細胞を1週間培養し、

細胞数を求めました。

 

倒立顕微鏡を使って細胞を観察します。

 

細胞を培養フラスコから剥がして遠心し、

細胞を集めます。

 

アスピレーターで培地を取り除きます。

 

細胞を吸わないように注意して!

 

細胞をタッピングによりほぐします。

 

滅菌ピペットは、

軽く火炎滅菌してから

電動ピペッターへ取り付けます。

 

培地を加えてピペッティングし、

細胞浮遊液を調製します。

 

泡立て注意です。

 

細胞浮遊液1容と、

トリパンブルー液1容を混ぜて、

血球計算盤へ入れて細胞数をカウントします。

 

生細胞数、死細胞数とカウントして、

生存率も求めます。

 

1週間そのまま培養したフラスコは、

死細胞が多かったようです。

 

途中で培地を加えたり、

細胞数を減らしたフラスコの細胞は、

生細胞数が多く、生存率が高くなりました。

 

細胞を育てるにはお世話が大切ですね。

 

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わんにゃん通信No.2006「集合写真」

みなさん、こんにちは。

 

先日、愛玩動物看護学科2年生の

「動物愛護・適正飼養実習Ⅱ」を担当いただいている、

M先生、Y先生と、

最後の授業の日に、集合写真を撮影しました。

 

Y先生の愛犬、

ルルンちゃんとクウちゃんも

笑顔で写ってくれました。

 

ルルンちゃんとクウちゃんは、

毎週Y先生とともに授業に来て、

学生たちを癒してくれています。

 

M先生、Y先生、

今年度も貴重な講義をしていただき

ありがとうございました。

 

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バイオ通信 No.2892「機器の取り扱い4 pHメーター」

1年生の検査機器総論で、

pHメーターの取り扱いを行いました。

 

身近な飲み物のpHを測定してみます。

 

pHメーターの校正には時間がかかるので

pH試験紙でもpHを調べます。

 

サンプルをマイクロピペットで、

試験紙の上にのせます。

 

pHメーターは、

pH標準液で2点校正を行います。

 

溶液が変わるときには、

ガラス電極を蒸留水で洗います。

 

校正が終わったら、

サンプルのpHを測定します。

 

数値が安定するまでしばらく待ちます。

 

測定値は、

pH試験紙とpHメーターで

同じくらいになりましたか。

 

pHメーターはこれから、

試薬調製、培地調製と使用していきます。

 

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わんにゃん通信No.2005「診察台に慣らすトレーニング」

みなさん、こんにちは。

 

愛玩動物看護学科2年生が、

「動物愛護・適正飼養実習Ⅱ」で

ドッグトレーニングを行いました。

 

今回はY先生が飼育する、

クウちゃんとルルンちゃんに協力いただき、

わんちゃんを診察台の上に乗せて、

診察に慣らすトレーニングをしました。

 

多くのわんちゃんは、

動物病院の診察台に乗ることが苦手です。

 

るるんちゃんも、

診察台の上では緊張した様子・・・。

 

犬は緊張すると、

 

・舌を出す

・視線をそらす

・身体を掻く

・水を飲む

・落ち着きがなくなる

 

といった仕草をします。

 

診察台の上で、

好物のおやつを与えて緊張を和らげます。

 

慣れてきたら、

身体に触れる時間を延ばしてゆきます。

 

病院嫌いなわんちゃんが、

少しでもストレスなく診察を終えられるように、

繰り返しトレーニングすることがポイントです。

 

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バイオ通信No.2891「生化学実習8」

みなさん、こんにちは。

 

1期の定期試験が終わり、

2期の生化学実習の授業が始まりました。

 

2期最初の実習は、

分析データの解析を中心に行いました。

 

分析機器を使っての実習なので、

2年生はほとんど手を動かすこともなく、

測定結果をもとに、

考察をしていただきました。

 

今回は班ごとではなく、

2グループに分かれて考察をしました。

 

グループでしっかり意見がでているかな?

 

生化学実習では、

1期のほとんどの項目で試験管を使用してきました。

 

ですが、今回の実習では、

試験管をほとんど使用することもなく、

2年生は少し拍子抜けしたような感じでした。

 

次回からの実習では、

しっかり試験管も使用していきますので、

頑張っていきますよ。

 

ところで、分析結果の考察は、

グループごとにどうな感じにまとまったのでしょう。

 

1期に実習結果の考察を班ごとに考えてきたので、

少し成果があったようです。

 

いろいろなことに気づいて、

それぞれ考察ができているように思いました。

 

2年生のみなさん、頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信No.2887「ニ・ン・ジ~ン!!!」

みなさん、こんにちは。

 

先日、

1年生の細胞組織学実習で、

ニンジン形成層初代培養を行いました。

 

その際に、余ったニンジンの切れ端から、

こんなキャラクターが誕生していました。

 

「ニ・ン・ジ~ン !!!」

 

だそうです。

 

なんとも言えない表情が魅力なのかな!?

 

実習には、

これくらいの気持ちのゆとりも、

必要ですね(汗)。

 

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