湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: バイオテクノロジー

バイオ通信No.2975「バイオインフォマティクス2」

みなさん、こんにちは。

 

2年生のバイオインフォマティクスの、2回目のご紹介です。

 

今回の授業では、

タンパク質の立体構造をグラフィックに表示する、

RasMolというソフトを使用しました。

 

このソフトは、クリッククリックではなく、

コマンド入力で立体構造をグラフィックに表示していきます。

 

コマンド入力は慣れない操作ですが、がんばって取り組みました。

 

最初に取り組んだ立体構造です。

 

少し慣れてくると、ちょっとした遊び心ですね。

ラベルを名前にしてみました。

 

最初にRasMolでデータを読み込むと、

タンパク質の立体構造が針金状で表示されます。

 

これは、ミオグロビンの立体構造が針金状で表示されたものです。

(背景は白色に変更、元は黒色です。)

 

RasMolを使用して、立体構造をグラフィカルに表示をしていきます。

 

ちょっとわかりずらいですが、

色をつけたり、リボン状にしたりしていきます。

 

2年生のみなさん、いかがでしたか。

 

コマンド入力は大変ですが、実験と同様に1つずつの積み重ねです。

 

今回はRasMolの練習を兼ねて作成をしてもらいましたが、

次回は課題提出で作成してもらいますので、

コマンドを1つずつ積み重ねてしっかり取り組んでいきましょう。

 

↓↓クリックお願いします


バイオ通信No.2974「令和6年度 実験動物2級技術者資格認定試験結果」

みなさん、こんにちは。

 

去る8月4日(日)に学科試験が、

11月23日(土)に実技試験が行われた、

実験動物2級技術者資格認定試験の結果通知が、

12月20日(金)に届きました。

 

今回は6名の受験でしたが、

全員合格しました!!

 

令和4年度、令和5年度と全員合格を達成できておりませんでしたので、

3年ぶりの全員合格となりました。

 

合格者のみなさん、おめでとうございます!!

 

それと、KHさんが成績優秀者表彰を、堂々の専門学校の部 第一位で受賞しました!

こちらも、おめでとうございます!!

 

受験者のみなさん、中級バイオ技術者認定試験の合格発表は年明けですが、

これでよい年を迎えられますね。

 

↓↓クリックお願いします


わんにゃん通信No.2056「BLS(一次救命処置)、止血法を学びました!③」

皆さん、こんにちは。

10/29に愛玩動物看護学科と応用生物科学科の1年生が

心肺蘇生法、止血法について学びました。

 

BLSとは、一次救命処置(Basic Life Support)のことで、

心配蘇生、AEDの使用、気道異物除去法などを指します。

救急救命学科の1年生からBLS、止血法について教えてもらいました。

 

今回は異物除去法、止血法の様子をお届けします。

異物除去法は、2パターンあります。

実際に実施すると危ないので、やり方を教えてもらいました。

1つ目は「背部叩打法」で、手掌基部で左右の肩甲骨の中間を力強く連続して叩く方法です。

 

2つ目は「腹部突き上げ法」で、握り拳を腹部に当てて、

素早く手前上方に突き上げる方法になります。

 

異物除去法の実践です!

 

止血法については、傷口にガーゼ等を直接当て止血を行う直接圧迫止血法を教えてもらいました。

 

・負傷者の傷口は直接触らない

・心臓より高い位置に持ち上げる

・こまめに出血部位は確認しない

などいくつかのポイントを教えてもらい、実践しました。

 

最後に学んだことを理解できているかテストをしました!

愛玩動物看護師は、動物を救う仕事ですが、

身近な人が倒れたり、怪我をした際には今回学んだBLSや止血法を実施し、

人も救える愛玩動物看護師になってもらいたいと思います。

 

最後にみんなでピース!仲良くなれたでしょうか♬

ご担当していただいた救急救命学科のO先生、1年生の皆さん、ご指導ありがとうございました。

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.2055「BLS(一次救命処置)、止血法を学びました!②」

皆さん、こんにちは。

 

10/29に愛玩動物看護学科と応用生物科学科の1年生が

心肺蘇生法、止血法について学びました。

 

BLSとは、一次救命処置(Basic Life Support)のことで、

心配蘇生、AEDの使用、気道異物除去法などを指します。

救急救命学科の1年生からBLS、止血法について教えてもらいました。

 

今回はAEDの使用についてお届けします。

AED(Automated External Defibrillator)は、

自動体外式除細動器といい、機器により検出された心電図を自動解析し、

電気ショックが必要な場合には自動で充電を行って電気ショックを与える機器のことです。

AEDの使用が1分遅れるごとに7〜10%成功率が低下すると言われています。

 

心肺蘇生法と併せてAED使用方法について、教えてもらいました。

 

まず電源をONにして電極パッドを2枚貼ります。

音声に従って電気ショックを実施します。

 

負傷者に触れていると感電するリスクがあるため、必ず離れてから行います。

電気ショックが実施されたら、直ちに胸骨圧迫を開始します。

この作業を繰り返しながら救急車の到着を待ちます。

心肺蘇生法はいつどこで必要になるか分かりません。

目の前で人が倒れてもすぐに対応できるように

今回学んだことを覚えておいてほしいです。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信 No.2973「モノクローナル抗体の作製・ウエスタンブロッティング2」

2年生の免疫化学実習では、モノクローナル抗体を作製しています。

今回はメンブレンの抗原と、保存していた培養上清(1次抗体)を反応させます。

 

前日にブロッキングをしたメンブレンを、短冊状に切ります。

 

パラフィルムを貼った容器へ、メンブレンを並べて反応を行います。

11枚のうち3枚はコントロールとして使います。

 

①1次抗体無し、2次抗体有り

②1次抗体無し、2次抗体無し

③1次抗体(陽性)必ず発色するものです。

 

残りのメンブレンは、保存した溶液(陽性になった培養上清)を1次抗体とします。

 

ELISAと同様に、

1次抗体→洗浄→2次抗体→基質→発色の反応を、

メンブレン上で行います。

 

洗浄はチューブに1枚ずつ入れて。。。

 

基質を入れて発色させます。

乾燥させたら、もとに戻して考察します。

 

左のメンブレンの結果を見てみると、

サンプル3は陽性コントロールです。

褐色のバンドが1つ見られます。

 

1つだけ反応しているので、「モノクローナル抗体」です。

 

サンプル9は褐色のバンドが複数見られるので、「ポリクローナル抗体」です。

 

もう一度クローニングをする必要があります。

目的のハイブリドーマを得るまでの道のりは遠い。。。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信 No.2972「モノクローナル抗体の作製・ELISAとウエスタンブロッティング1」

2年生の免疫化学実習では、モノクローナル抗体を作製しています。

 

クローニングした細胞の培養上清を使って、ELISAを行います。

 

抗原の入っているELISAプレートと、細胞上清を対応させて移していきます。

 

ELISAを行い、抗体価の高い細胞上清を探します。

 

並行してウエスタンブロッティングを行います。

抗原をSDS-PAGE電気泳動で分離し、ゲル中の抗原をPVDF膜へを写し取ります。

 

ブロッティングが終わったPVDF膜は、

抗原と分子量マーカーの部分を切り離して、

アミドブラック染色します。

 

残りの部分は、ブロッキング液へ一晩漬けて、ブロッキングします。

 

ELISAで発色した培養上清は、マイクロチューブへ保存して、

ウエスタンブロッティングの1次抗体として使用します。

 

翌日、いよいよモノクローナル抗体ができているのかがわかります。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信 No.2971「モノクローナル抗体の作製・ELISAとクローニング」

2年生の免疫化学実習でモノクローナル抗体を作製しています。

抗体産生細胞とミエローマ細胞を細胞融合し、HAT培地で培養しました。

選択されたハイブリドーマの培養上清を使ってELISAを行います。

前日に抗原を添加してあるELISAプレートへBSAを入れてブロッキングします。

1時間のブロッキング後、PBSで洗浄します。

クリーンベンチ内で1次抗体(培養上清)を入れていきます。

 

培養プレートとELISAプレートの番号を対応させて上清を入れます。

96ウエルなので神経を使いますね。

 

1時間反応後、PBSで洗浄します。

ペルオキシダーゼで標識された2次抗体を入れ1時間反応させます。

 

PBSで洗浄後、基質を入れると発色してきます。

発色が濃いほど抗体価が高いことになります。

したがって、発色したウエルにいるハイブリドーマが目的の細胞ということです。

 

目的の細胞が決まったので、限界希釈法によるクローニングを行います。

培地へ96ウエルから細胞をピペッティングして集めます。

 

細胞浮遊液が出来たら、96ウエル細胞培養用プレートへ2滴づつ滴下していきます。

こうすると、1ウエルに細胞が1~数個の細胞が入ることになります。

上手く培養できますように。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信 No.2970「中級バイオ技術者認定試験」

NPO法人 日本バイオ技術教育学会が主催する、

「バイオ技術者認定試験試験」が12/15(日)に実施されました。

 

午前の部は60問 (バイオ総論30問、生化学30問)

午後の部は90問 (微生物学30問、分子生物学30問、遺伝子工学30問)

合計150問です。

 

応用生物科学科2年生は中級を受験しました。

 

これまで準備してき力を発揮して~❣

いい結果になりますように(^^♪

 

↓↓クリックお願いします


バイオ通信No.2969「微生物学実習~生菌数の測定」

みなさん、こんにちは。

1年生の「微生物学実習」で、生菌数の測定を行いました。

まずは、滅菌生理食塩水を試験管に一定量ずつ分注していきます。

 

それを使って、菌液を段階希釈していきます。

 

希釈菌液から一定量分取し、平板に塗布して培養します。

 

培養後に形成されたコロニー数から、菌液中の生菌数を求めます。

計算もしっかりと覚えておきましょうね。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信No.2968「化学実習5」

みなさん、こんにちは。

今回の1年生の化学実習は、中和滴定を行いました。

1つずつ中和反応を確認しながら、アルカリ混液の定量を行いました。

それでは、実習の様子からご覧ください。

 

まずは、準備からですね。

 

初めて使用するビュレット。慣れないせいか、

コックをひねる感じがちょっと難しいようです。

 

最初のpH指示薬は、フェノールフタレインです。

無色から紅色に変化したら終了です。

 

今回は、もう一つpH指示薬としてメチルオレンジを使用しました。

メチルオレンジの変化です。黄色から赤色に変化したら終了です。

実際に見る色とpH指示薬の変色域からイメージする色に

少し戸惑いがありましたが、アルカリ混液の測定までできました。

 

測定結果がでましたので、ここから計算です。

中和の公式を使って、アルカリ混液の定量を行います。

 

今回は、段階を経ての実習なので、混同しないように、

それぞれの測定値と中和反応を考えながら、計算をしていきます。

全員、アルカリ混液の定量はてきましたが、計算ミスが少し多かったような気がします。

1年生のみなさん、しっかりと計算していきましょうね。

 

↓↓クリックお願いします