湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

バイオ通信No.2622「2022年度 内々定者紹介 その1」

今年度の就職内々定者紹介の1回目は、株式会社ヤクルト本社中央研究所から

内々定をいただいているKMさんをご紹介します。

 

それでは、KMさんにインタビューしてみましょう。

 

「就職活動はどうでしたか?」

就職活動では、履歴書の作成や面接対策の際に、先生方からアドバイスなど、

多くのサポートをいただくことができました。

おかげで、自信と心のゆとりを持って、安心して採用試験に臨むことができ、

とても充実した経験ができたと思っています。

 

私が内々定をいただいた株式会社ヤクルト本社中央研究所の採用試験は、

筆記試験と一次面接と最終面接の2回の面接がありました。

採用試験ではいろいろとたいへんなこともありましたが、

面接では自分なりに納得ができる受け応えができたと思っています。

 

就職活動を終えて感じることは、自己分析と自己理解の大切さです。

自分を掘り下げて考えてみることがその基本ですが、

普段からいろいろなこと・ものに関心を持って自分なりに考えてみる習慣がついていると、

いろいろな面で役に立つと思います。

また、クラスメイトと議論をするという経験も重ねておくとよいと感じました。

 

「卒業後はどんな仕事に携わりますか?」

中央研究所で行われる研究のサポートをする仕事です。

一言で研究といっても様々なものがあり、研究者の要望も多様だと思います。

その要望に細かく応えられるような、きめ細かい気配りのできる技術者を目指して、

まずはその一歩を踏み出そうと思っています。

 

「将来の夢は?」

平均寿命100年時代を迎えるであろうことが容易に想像できる昨今、

健康を維持しながら、いかに長生きするかという健康寿命という考えが世の中に浸透し、

人々の健康への関心がますます高まってきています。

私が携わる仕事は、まさにこの人々の健康に関わる会社の製品開発等の基礎となるもので、

多くの研究に関わるとても重要なものだと感じています。

そのため、自分自身の技術を向上させていくことで、人々の健康に少しでも貢献したいと思っています。

 

「ブログを見てくれている人へのメッセージ」

医薬・医療・化粧品や環境分野に興味がある人は、ぜひ一度、学校をのぞいてみてください。

私と同じように夢を叶えるためのヒントが得られるかもしれません。

 

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わんにゃん通信No.1318「卒業生のIさんとTさんとK先生」

こんにちは(^_^)

卒業生のIさんとTさんが遊びに来てくれました♪

 

在学中にお世話になったK先生とハイチーズ(^_^)v

2人は持ってきてくれたオモチャで沢山犬達と遊び、

その後、国家資格受験に必要な書類を学務課に申請していました。

 

卒業生の皆様、予備試験と国家資格を受験するために学校から発行してもらう書類は発行可能ですので、

学校の学務課に連絡してください。(その時には自分の入学年を伝えるのを忘れずにしてください。)

 

IさんとTさん、私たちにもお土産もありがとうございました(*^_^*)

また会えるのを楽しみにしています。

 

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バイオ通信No.2621「プロトプラスト作製のための酵素液の調製」

みなさん、こんにちは。

バイオコース1年生の「細胞組織学実習」で、プロトプラスト作製のための酵素液の調製を行いました。

 

今回は、植物細胞のプロトプラストを作製することが目的です。

プロトプラストとは、酵素処理により細胞壁を取り除いた原形質体をさしますが、

植物細胞をプロトプラストにするため、その酵素として今回は、

マセロザイムR-10とセルラーゼオノヅカR-10を使用します。

 

 

酵素液を調製する際には、いくつかの注意点がありますが、それに注意しながら、酵素液を調製します。

 

まず、酵素液は冷やしながら調製しましょう。

2つ目は、調製時にできるだけ泡立てないようにしましょう。

そして、3つ目は、酵素は加える試薬の最後に入れましょう。

 

pH調整後は分注して、使用時まで冷凍保存です。

 

次回の実習では、今回調製した酵素液を使って、プロトプラストを作製します。

お楽しみに・・・。

 

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バイオ通信 No.2620「夏ですね。」

暑い夏がまたやってきましたね。

朝、大きめのカニと遭遇しました。

アカテガニです。

 

海岸近くのうっそうとした森の中に住んでいるそうです。

出会ったのは森ではないけれど。海岸近くです。

敵だと思ったのか威嚇されました。甲羅は3から4cm位でした。

 

そのあと、車へ行ったら。。。アンテナにトンボ。

 

シオラトンボです。車のアンテナに止まって全然動かないので飾りみたいでした。

お気に入りの場所のようで、よく止まっています。

 

暖かくなるといろいろな生物が現れます。

そろそろ、セミも出てきますね。

 

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バイオ通信No.2619「応用実験動物学Ⅰ実習風景」

みなさん、こんにちは。

選択科目である今年度の応用実験動物学 Ⅰ 実習が、7月16日(土)に終了しました。

 

全6回の実習を分担してご指導くださったHM1先生、HM2先生、IK先生、IT先生・・・

 

アシスタントとして全実習にご参加くださったMS先生に感謝申し上げます。

今年度も誠にありがとうございました!!!

 

これらの表情を見れば、充実した実習だったことは想像できますね。

 

この実習受講者のほとんどは、8月7日(日)に実施される実験動物

2級技術者資格認定試験(学科試験)を受験します。

ご指導くださった先生方のご恩に報いるためにも、まずは学科試験に全力を注ぎましょう。

 

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バイオ通信No.2618「卒業生からの紹介記事」

みなさん、こんにちは。

先日、卒業生のMSさんから、ある新聞記事を紹介してもらいました。

 

新聞記事は3年半ほど前の下野新聞に掲載されたものですが、自治医科大学分子病態治療

研究センター幹細胞制御研究部の菊池次郎准教授のご研究を紹介するものです。

 

写真右の菊池次郎准教授の隣が、卒業生のMSさんです。

 

MSさんは先生の研究に携わらせていただくことで、技術的にも人間的にも成長していることを実感しているようで、日々精力的に研究のサポート業務をされているそうです。

これからも先生の研究のお役に立てるように努力し、それが社会貢献につながればよいとMSさんは考えているそうです。

 

その傍ら、実験動物技術指導員になるべく、技術指導の勉強という目的で学校の実習にも参加してくれていました。

その努力の甲斐あって、MSさんは実験動物技術指導員になることが決定したようです。

 

このように卒業生が成長していく姿を見ることは、とてもうれしいことです。

MSさん、このようなうれしい報告をしていただき、ありがとうございました。

 

卒業生のMSがよい仕事をできているのは、これもひとえにご指導いただいている菊池次郎先生のご指導の賜であると思います。

 

ブログの中ではありますが、感謝申し上げるとともに、

今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

最後に asa 先生との2ショット写真を掲載します。

写真右がMSさんです。

 

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わんにゃん通信No.1317「薬の分包」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生が、薬剤の包み方を学びましたのでご紹介します。

 

今回は散剤を薬包紙で包みます。

 

はじめに、散剤をこぼさないように中央に寄せて、正方形を三角形に折ります。

 

底辺を横に三等分し内側に重なるようにおります。

 

底辺と左の縦ラインが平行になるように折ります。

 

 

飛び出た頂点を底辺に合わせて折ります。

 

最後に内側に折り込みます。

 

できあがりです。

 

少し難しいですが、皆さん上手に仕上げることができました。

 

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バイオ通信No.2617「生化学実習8」

みなさん、こんにちは。

 

今回のバイオコース2年生の生化学実習は、ゲルろ過クロマトグラフィーです。

ゲルろ過クロマトグラフィーは、分子量の違いによってタンパク質を分離する方法です。

今回は、唾液アミラーゼの分子量測定を行いました。

 

最初にカラムにゲルを詰めていきます。

 

ゲルを詰め終わると、慎重にサンプルをゲル面にのせます。

 

そして分離の開始です。

今回使用した分子量標準液には色がついていますので、分離の様子がわかりやすいです。

ゲルろ過クロマトグラフィーの特徴である大きい分子(青色)から分離していきます。

 

早速、分離が始まりました。下から青色→赤色→黄色の順になっています。

一番小さい分子(黄色)が溶出をして終了です。

 

順番に溶出してきた溶液を試験管に回収しました。

こんな感じになりました。

青色、赤色、黄色に分離されているのがわかりますか。

今回の目的である唾液アミラーゼは、無色なので、このままでは、わかりません。

アミラーゼの確認のために、ヨウ素デンプン反応を行いました。

 

ヨウ素デンプン反応は、紫色になりますが、

アミラーゼと反応させるとデンプンが分解されて紫色になりません。

回収した溶液とデンプンを反応させ、ヨウ素デンプン反応を行いました。

ちょっとわかりづらいですが、色が抜けている試験管がわかりますか。

試験管立ての真ん中あたりの試験管にアミラーゼが存在するようです。

アミラーゼの存在が確認できたので、グラフを作成し、唾液アミラーゼの分子量を求めました。

ちょっと終了時間をオーバーしましたが、良い結果を得ることができました。

2年生のみなさん、次回は電気泳動です。この調子で頑張っていきましょう。

 

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わんにゃん通信No.1316「調剤を行いました」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生が、動物臨床看護学実習で調剤を行いましたのでご紹介します。

今回は一錠の錠剤を粉状(散剤)に加工し、等しく4分割する練習をしました。

 

錠剤を包装から取り出します。

 

乳鉢と乳房を用いて錠剤を粉状になるまですり潰します。

 

右回し、左回し・・・・繰り返します。

 

均一に散剤になったら薬さじを用いて、薬包紙上に四分割します。

 

目分量で四分割にしました!

 

実際に、等しく四分割することができているかを量りで確かめます。

目分量で難しかったと思いますが、多くの学生が上手に分包することができました!

 

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バイオ通信No.2616「生化学実習7」

みなさん、こんにちは。

前回のバイオコース2年生の生化学実習では、卵白アルブミンの分離を行いました。

今回は、分離した卵白アルブミンの定量を行いました。脱塩もしっかりできているようでした。

 

それでは、早速ですが、先ずは吸収スペクトルの作成を行いました。

少しわかりづらいですが、280nm付近に極大吸収波長があるようです。

280nmは、タンパク質の極大吸収波長になります。

 

参考までにこちらは、DNAの吸収スペクトルです。

260nm付近に極大吸収波長があります。

 

次に卵白アルブミンの定量を行いました。

今回の定量方法は、ビウレット法です。

2年生にとっては、お馴染みの検量線法です。

今回も無事に卵白アルブミンの確認と定量を行うことができました。

 

2年生のみなさん、お疲れ様でした。

次回は、ゲルろ過クロマトグラフィーです。

頑張っていきましょう。

 

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