湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

バイオ通信No.2639「細胞組織学実習実技試験」

みなさん、こんにちは。

細胞組織学実習の最終授業は、実技試験を行いました。

 

内容は、無菌操作(無菌播種)です。

 

ひとりずつ実技を披露していただきます。

 

操作自体はむずかしいものではありませんが・・・

 

緊張する場面でも、いつも通りに手技ができるかがポイントとなります。

 

理想は、流れるような作業・・・

 

無駄のない動きは、キレイなものです。

 

基本通りに覚えられていない方もおりましたが、それはなぜそのように

勘違いしてしまったのかも考え、基本通りにできるようになってください。

 

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バイオ通信No.2638「茶色いバナナ」

みなさん、こんにちは。

先日、教員室の冷蔵庫から皮が茶色く変色したバナナが発見されました🍌!

A先生が2週間前に購入してから食べるのを忘れてしまったそうです。

熱帯性植物のバナナは寒さに弱く、13℃以下の冷蔵庫に入れると皮の細胞が壊れてしまい、

酵素の働きが活性化することで、皮が黒く変色するといわれています。

食べても問題ありませんが、果肉が変色している場合は食べないほうがいいそうです。

 

試しにA先生とT先生が食べてみました🎵

 

A先生

「味はふつうのバナナ🍌」

 

T先生

「ジューシーさはない。」

「新鮮なバナナとはちがう。」

 

と食レポをしていました。

興味がある方はぜひ試してみてください(#^^#)

 

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バイオ通信No.2637「アスパラガス茎頂培養」

みなさん、こんにちは。

今日は、バイオコース1年生のアスパラガス茎頂培養の実習風景をお届けします。

 

前回、この培養用の培地を調製しましたが、

 

今回はその自分たちで調製した培地にアスパラガス茎頂部分を置床します。

 

約0.3mmの茎頂を摘出しますから、当然、クリーンベンチ内で実体顕微鏡下での作業となります。

 

茎頂を傷つけないように慎重に・・・

 

かつ茎頂が乾燥してしまわないようにスピーディーに作業を行います。

 

うまくできましたでしょうか?!

成長が楽しみですね。

 

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わんにゃん通信No.1321「わんちゃんの耳掃除」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生がわんちゃんの耳掃除を行いました。

 

はじめに鉗子を用いて、耳の中に生えた被毛を抜きます。

ことのきにわんちゃんが動いてしまわぬように、しっかりと支えます(保定)。

 

つぎに耳の中に洗浄液を少しずつ入れます。

 

保定者はわんちゃんが動いてしまわぬように、しっかりと体がわんちゃんと密着させます。

 

入れた洗浄液が耳の中に広がるように優しく、耳の付け根をもみます。

 

乾綿を耳の中に入れて、わんちゃんにブルブルッ!と身体を震わせます。

 

わんちゃんが全身および頭を振ることで、耳の中の洗浄液と耳の汚れか乾綿に吸着します。

さいごに、耳から汚れた乾綿を取り除き、耳に残った洗浄液を新しい乾綿で拭き取ります。

 

わんちゃんの耳のなかはヒトに比べて、汚れが溜まりやすいです。

垂れ耳のわんちゃんはとくに外耳炎にならないように気をつけましょう。

 

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バイオ通信No.2636「仕事の学び場 番外編」

みなさん、こんにちは。

今回のバイオコースの仕事の学び場では、手洗いチェッカーを使って、

一人ひとりの手洗いが適切に行えているかどうかを確認しました。

 

写真では少しわかりづらいかもしれませんが、手洗いチェッカーを

手全体に塗った状態では、手全体が白く光ります。

 

このあと、手洗いをして、もう一度チェックします。

洗い残しがあると、その部分が白く光ります。

一人ひとりが、自分の手洗いのしかたを確認できました。

 

参加者の高校生のひとりのテキストを許可をいただいて、写真に

おさめさせてもらいました。

 

説明を聞きながら、ポイントを適切にメモしていました。

本当に感心しました。

 

うちの学科の学生を見ていてもそうですが、なかなかこれはできないんです。

小さなことのようですが、こういうことが習慣化されていることは、すごいことなんです。

感動しました!!!

 

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バイオ通信No.2635「仕事の学び場2日目 その2」

みなさん、こんにちは。

仕事の学び場2日目は細菌のコロニー観察とグラム染色に続き、アガロースゲル電気泳動を経験しました。

 

マイクロピペットを使って、マイクロチューブから電気泳動をするサンプルを分取します。

 

それをゲルのウェルにアプライします。

 

班のみんながアプライできたら、いよいよ電気泳動スタートです。

充填用バッファーに含まれている色素の動きから、少しずつ泳動されているのがわかります。

 

みなさん、上手にアプライできていました。

器用ですね。(パチパチ・・・拍手!)

 

参加された高校生のみなさん、バイオテクノロジーに関する実習を

2日間経験していただきましたが、いかがだったでしょうか?

一人ひとりに何かプラスになったことが少しでもあったのなら、幸いです。

2日間、ご参加いただき、ありがとうございました。

 

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バイオ通信No.2634「仕事の学び場2日目 その1」

みなさん、こんにちは。

バイオコースの仕事の学び場2日目は、微生物(細菌)コロニーの観察とグラム染色からスタートです。

1日目に、手洗い(消毒)前の手と手洗い(消毒)後の手を手形培地につけ、その培地を培養しておきました。

 

全体のコロニー観察を終えたら、グラム染色をしてみたいコロニーから、

滅菌つま楊枝で、スライドグラスに釣菌します。

 

そのスライドグラスを火炎固定します。

 

ビクトリアブルー、ピクリン酸アルコール溶液・・・

 

そして、フクシンの順に染色していきます。

 

染色後は、油浸1000倍で鏡検します。

 

スマートフォンで記録に残す高校生も多く見られました。

最近のスマートフォンのカメラは、性能がいいですね。

細菌を見て、どのように感じたでしょうか?

 

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バイオ通信No.2633「仕事の学び場1日目 その2」

みなさん、こんにちは。

前回はブロッコリからのDNA抽出の実習風景をお届けしました。

最初が植物からのDNA抽出を経験したので、今度は動物由来のDNA抽出を経験します。

具体的にはサケの白子からDNAを抽出します。

 

さて、動物由来のDNAはどのように観察されるでしょうか?

まずは、冷凍してあったサケの白子をはさみで細かくします。

 

DNA抽出のための試薬を加え、スターラーで撹拌します。

 

一定時間撹拌した溶液の一部を、駒込ピペットで試薬ビンに分取します。

 

タンパク変性液を加えて、激しく撹拌します。

 

撹拌・・・撹拌・・・

 

撹拌後は、試薬ビンの溶液を遠心管2本にわけ、バランサーでバランスをとり、遠心分離機にかけます。

 

遠心後は、このようになりました。

上から水層(白く濁っている層です)、変性タンパク層(白く濁っている層と無色透明な層の間です)、

タンパク変性液の層(無色透明な層)です。

※今回はタンパク変性液を加えて、撹拌、遠心、水層を分取する操作を1回しか行いませんでしたが、

これを複数回繰り返すときれいなDNAをとることができます。

 

一番上の水層を駒込ピペットでビーカーに移します。

 

そこにエタノールを加えると・・・

 

上の無色透明なエタノール層に水層からDNAが析出してきました。

析出してきたサケの白子のDNAとブロッコリのDNAを比較してみると、どうでしょうか?

写真ではありますが、みなさんはどう感じられますか?

 

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バイオ通信No.2632「仕事の学び場1日目 その1」

みなさん、こんにちは。

8月18~19日(木・金)の日程で、神奈川県内の高校生を対象に、

仕事の学び場「バイオテクノロジーを体験!研究・開発に関わる仕事」を開催しました。

 

1日目の最初の講義・実習の様子です。

最初にDNAに関する講義を行ってから・・・

 

ブロッコリからDNA抽出するために・・・

 

必要な試薬の調製を行いました。

 

冷凍しておいたブロッコリをすり鉢ですりつぶして・・・

 

調製したDNA抽出液を加え、しばらく放置します。

 

フィルターで濾過をして・・・

 

濾液にエタノールを加えると・・・

上のエタノール層にブロッコリのDNAが・・・

細胞壁由来成分も含まれていますが、ブロッコリからDNAをとることができました。

緑色とのコントラストがキレイですよね!?

受講者の方々も、自分で抽出したDNAをスマホで撮影されていました。

 

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バイオ通信No.2631「茎頂培養用培地の調製」

みなさん、こんにちは。

バイオコース1年生の「細胞組織学実習」で、アスパラガス茎頂培養用の培地調製を行いました。

 

入学して3ヵ月が過ぎ、1年生は少しずつ実習にも慣れてきたようです。

 

とはいえ、まだまだ経験を重ねなければなりませんが、楽しく実習できているようで、

その点はとてもよいことだと思います。

また、この学年は仲がよく、まとまりがあります。

 

培地の分注が終わったようです。

あとはオートクレーブで滅菌するだけです。

今回の担当の班は、滅菌よろしくお願いします。

 

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