湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2024年 5月アーカイブ

バイオ通信 No.2867「機器の取り扱い1」

1年生の検査機器総論では、

実習で使用する機器や器具の取り扱い方を学びます。

 

今回はマイクロピペットの取り扱いを行いました。

 

生化学、遺伝子、微生物学、細胞工学など、

バイオ技術を学ぶ上でいろいろな場面で使用する機器です。

0.5~1000μLの範囲の液体の体積がはかり取れます。

 

先端に使い捨てのチップを取り付けて使用します。

 

今回は青色溶液をはかります。

 

はかった溶液はパラフィルムの上に載せます。

 

たくさんはかりましたね。

 

同じ容量だったら、

だいたい同じくらいの大きさの玉が出来ます。

 

今回は最大150μL(0.15mL)の容量をはかりました。

 

プッシュボタンの1段目と2段目が、

区別できるようにしておきましょう。

 

真剣に練習に取り組んでいました。

 

いつの間にかいろいろな作品が出来上がりました。

 

プッシュボタンを上下するだけですが、

きちんと使用しないと正確には、はかれません。

 

基本に忠実に操作することが上達の近道です。

 

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バイオ通信 No.2866「器具の洗浄法」

1年生のバイオサイエンス実習が始まりました。

 

白衣が、初実習に間に合いました。

 

今回は、器具の洗浄法を行いました。

 

器具の洗浄は、

これから行っていく実習には欠かせない技術です。

 

器具ごとに洗うポイントが違います。

 

何種類かの器具を洗浄してみました。

 

試験管ブラシで、しっかりと洗浄します。

 

洗剤が残らないように十分に流水ですすぎ、

最後は蒸留水をかけて乾燥します。

 

効率よく、

キレイに洗浄できるように練習していきましょう。

 

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バイオ通信No.2865「生化学実習1」

みなさん、こんにちは。

 

今年度も、

応用生物科学科2年生の生化学実習がはじまりました。

 

初回の実習は、

DNAの抽出を行いました。

 

まずは、

凍結してあるブタ肝臓(ブタレバー)をハサミで細かく刻み、

SSCを加えます。

 

それをホモジナイザーで、

細かくすりつぶします。

 

ホモジナイザーで細かくすりつぶしたら、

 

遠心管に移して・・・、

 

バランサーでバランスをとり・・・、

 

高速冷却遠心機で、

遠心します。

 

除タンパクの操作(タンパクを変性させ、遠心した)後は、

上から

水層、

変性タンパク層、

有機層

の3層に分かれます。

 

DNAは水層に存在するので、

水層をビーカーに集め、

水層の約2倍容のエタノールをそっと注ぎます。

 

すると、水層とエタノール層の界面に、

DNAが析出しました。

 

このあと、

DNAはガラス棒で巻き取り、

TEに溶解しました。

 

抽出したDNAは今後、

定量分析を行います。

 

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バイオ通信 No.2864「実習が始まりました」

2年生の遺伝子工学実習が始まりました。

 

久しぶりの実習なので、

班員で協力しながらアガロースゲルを調製しました。

 

今回はアルカリ法により、

プラスミドを調製しました。

 

試薬をマイクロチューブへ加えたら、

試験管ミキサーを使って混ぜます。

 

各自、操作法をテキストで確認しながら行います。

 

空き時間には実習ノートをまとめます。

 

2年生の実習は1日(1~4時限)実習です。

やる内容も盛りだくさん。

 

反応時間、電気泳動時間や染色時間など、

待ち時間を有効に使って実習していけるようにしていきます。

 

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