湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2024年5月2日アーカイブ

バイオ通信No.2865「生化学実習1」

みなさん、こんにちは。

 

今年度も、

応用生物科学科2年生の生化学実習がはじまりました。

 

初回の実習は、

DNAの抽出を行いました。

 

まずは、

凍結してあるブタ肝臓(ブタレバー)をハサミで細かく刻み、

SSCを加えます。

 

それをホモジナイザーで、

細かくすりつぶします。

 

ホモジナイザーで細かくすりつぶしたら、

 

遠心管に移して・・・、

 

バランサーでバランスをとり・・・、

 

高速冷却遠心機で、

遠心します。

 

除タンパクの操作(タンパクを変性させ、遠心した)後は、

上から

水層、

変性タンパク層、

有機層

の3層に分かれます。

 

DNAは水層に存在するので、

水層をビーカーに集め、

水層の約2倍容のエタノールをそっと注ぎます。

 

すると、水層とエタノール層の界面に、

DNAが析出しました。

 

このあと、

DNAはガラス棒で巻き取り、

TEに溶解しました。

 

抽出したDNAは今後、

定量分析を行います。

 

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