2年生の食品衛生学実習で香辛料の抗菌効果を調べました。
サンプルはチューブのわさび、練りからし、生にんにく、チューブの生姜、
すりおろした生姜の5つです。
菌液は大腸菌とブドウ球菌を使用しました。
菌液を普通寒天培地へ塗り広げます。香辛料を1g計り、シャーレのフタの中心へおきます。
37℃孵卵器で一晩培養します。
大腸菌の結果です。
ブドウ球菌の結果です。
練りからし、わさび、にんにくは大腸菌、ブドウ球菌、両方に抗菌作用が見られました。
にんにくは大腸菌よりブドウ球菌の方が増殖が抑えられるようです。
ショウガは生でもチューブでも抗菌作用は見られませんでした。
写真ではわかりづらいですが、
1番 練りからし、2番 生にんにく、3番 チューブのわさび(新品)という結果でした。
培養する前の実習室は美味しそうないい匂いになり、培養後のふ卵器はにんにく臭がすごかったです。