湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2021年 3月アーカイブ

バイオ通信 No.2165「モノクローナル抗体作製・クローニング」

2年生の免疫化学実習ではモノクローナル抗体作製を行いました。

 

目的の抗体を産生する細胞とミエローマ細胞を融合してハイブリドーマ(融合細胞)がえられました。

今回はELISA法を行い培養上清の抗体価を調べて、ハイブリドーマのクローニングを行います。

 

前日、抗原を入れておいた96ウエルのELISAプレートをブロッキングします。

96ウエル全てに、BSA溶液をすり切り一杯入れていきます。

 

泡立てないように、入れ忘れないように。みんな真剣です。

 

1時間のブロッキング後、ハイブリドーマのプレートから培養上清を無菌的にとり、対応するELISAプレートへと入れていきます。

この培養上清が1次抗体です。

 

この作業は細胞を浮遊させないように、コンタミしないように行わなければならないので慎重に行います。

 

班員の数より、プレートの方が多いので大変です(^^;)

 

抗原と1次抗体を1時間反応。次にペルオキシダーゼ標識2次抗体を反応させます。

 

最後に基質を入れて発色を待ちます。

 

抗体価が強い程色が濃く発色します。今回は緑色に発色する基質です。

 

ハイブリドーマのプレートとELISAプレートは対応させているので確認しながら行います。

発色の強いウエル数カ所のハイブリドーマをピペッティングにより浮遊させHT培地へ集めます。

 

浮遊させた細胞は新しい96ウエルプレートへまいていきます。

 

抗体価の強いハイブリドーマは希釈されて、新しい96ウエルプレートへ。

限界希釈法によるクローニング操作です。

何回かクローニングを行うことにより、1ウエルに1つの細胞が入ることになります。

 

1つの細胞が産生した抗体はモノクローナル抗体ということとなります。

 

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バイオ通信 No.2164「免疫化学実習・ハイブリドーマの培地交換」

2年生の免疫化学実習ではモノクローナル抗体の作製を行いました。

 

マウスに抗原を免疫して、マウスの抗体産生細胞とミエローマ細胞をPEGを用いて細胞融合しました。

その後、HAT培地中で培養して、生き残った細胞が目的のハイブリドーマ(融合細胞)です。

 

HAT培地で培養していたハイブリドーマの培地交換を行いました。これからは、HT培地で培養を続けます。

まずは、培地をアスピレーターで半分ほど取り除きます。

 

吸引マスターです。アスピレーター担当。

 

古い培地を吸引した後は、新しい培地(HT培地)を2滴づつ96ウエルマルチプレートへ入れていきます。

枚数が多いと大変ですね♪

 

クリーンベンチ内での操作もお手の物(^o^)

ハイブリドーマが元気に育ちますように。

 

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バイオ通信No.2163「通勤途中の富士山は・・・」

みなさん、こんにちは。

私事ですが、通勤途中に富士山が見えます。

 

現在の富士山は、こんな感じです。

 

ここから見える富士山は、結構、全体的に真っ白です。

手前が畑なので、見晴らしがよく、よ~く富士山がみえます。

 

花粉も飛び始めているようですが、真っ白な富士山を見ると、まだまだ寒い日々が続きそうですね。

みなさんも、体調には気をつけてくださいね。

 

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バイオ通信No.2162「学校近くの公園では・・・」

みなさん、こんにちは。

 

学校からすぐ近くに小園公園があります。

気がつけば、公園内の梅の花がキレイに咲いていました。

 

青空に紅く梅の花がキレイでした。今が満開ですかね。

 

いよいよ春ですね。花粉も多くなってきました。

お出かけの際は、お気をつけください。

 

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