湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2020年 10月アーカイブ

バイオ通信No.2123「バイオリアクター実験 その3」

みなさん、こんにちは。

 

バイオコース2年生の発酵実習で行っているバイオリアクター実験の実習風景をお届けします。

 

ブログでお届けするのは3回目ですが、今回は撹拌槽型バイオリアクター実験に入りました。

固定化酵母によるアルコール発酵について、最終的には、実験データにより固定層型と撹拌槽型を比較検討します。

 

自分達で話し合いながら、実験装置を工夫したり、実験方法を考えたり・・・

この実習で求めている「自ら考えて行動すること」ができていることを感じました。

 

だんだん考えの質が上がってきていて、よい傾向だと思います。

すばらしい!!!

 

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わんにゃん通信No.1070「手形培地を使った手洗い・消毒効果の確認」

みなさん、こんにちは。

バイオコース・動物看護コース1年生が微生物学実習で、手形培地を使って、手洗い・消毒の効果について調べました。

 

手指の洗浄・消毒前用の手形培地を1枚、洗浄・消毒後用の手形培地を1枚作製することで、手指の洗浄・消毒前後を比較します。

 

はじめに洗浄・消毒前の手のひらを手形培地に押しあてます。

 

その後、学んだ通りの手洗い法でよく洗浄し、消毒をします。

 

洗浄・消毒後、新たな手形培地に手のひらを押しあてます。

 

2枚の手形培地を37℃で培養します。

培養後、洗浄・消毒前後の手形培地を比較します。

 

こちらは洗浄・消毒前

 

こちらは洗浄・消毒後

 

白い斑点は細菌の集落(コロニー)です。

洗浄・消毒前後のコロニー数をそれぞれカウントします。

 

中には洗浄・消毒後の方がコロニーが多いという結果となる学生もいました。

普通では考えにくい結果のようですが、こんなこともあります。

 

さて、なぜでしょうか? などという問いを先生から投げかけられ、????

解説を聞いて、なるほど!!! でした。

 

正しい手洗い、消毒があり、せっかくしっかりと行っても、効果を弱めることになるなんてこともあることを学びましたね。

手洗いと消毒の奥の深さを感じましたが、理論もしっかりと身につけて、手洗い洗浄・消毒をしっかりとしましょうね♪

 

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バイオ通信No.2122「今年度の危険物取扱者試験について」

みなさん、こんにちは。

 

バイオコース1年生は、入学して初めての資格試験となる「乙種第4類物取扱者試験」にチャレンジしています。

 

例年だと、6月頃に全員で毒物劇物取扱者試験を受験して、その後に危険物取扱者試験にチャレンジとなりますが、今年度は新型コロナウイルスの影響により毒物劇物取扱者試験が延期となり、危険物取扱者試験が先になっています。

 

また、できるだけ全員一斉に受験というのは行いづらい状況なので、今年度は各自のタイミングで受験するということにしています。

2年生に進級すれば、甲種危険物取扱者試験の受験資格が得られるので、それを目指して、今は乙種の受験を見送っている人もいます。

 

すでに乙種第4類危険物取扱者試験を受験した学生の試験結果は、受験者14名のうち11名が合格(合格率79%)です。

合格された受験生のみなさん、本当におめでとうございます。

 

中には、「満点で合格しました!」と報告してくれた学生さんもいて、「すごいね!よく頑張ったね!」と声をかけましたが、きっと今後の自信につながるだろうと確信しています。

私もうれしい報告で、幸せな気持ちになりました。

 

不合格者もあと1問・2問の差で不合格と、惜しい結果だったようです。本当に悔しいと言っておりました。

こちらは合格できるように、私がもう少しサポートをしっかりしてあげていればという、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

サポートをさらに充実させられるように見直したいと思います。

 

合格したいと誰もが思うことですが、不合格となることも長い人生の中では必要な経験なのかもしれません。

心から悔しいと思えるのは、一生懸命に勉強したからこそ、そう思えるのです。

よろこびも悲しみも本気で感じられる人生を歩みたいですね。

 

そのためにも自分なりに一生懸命になることは重要なのだろうと思います。

不合格という失敗をそのままにせず、しっかりと修正して次は結果を出す・・・そうすれば、不合格の経験も活きてくると思います。

すでに次の受験の申込みを・・・という不合格者もおりますが、「頑張ってほしい!!」と心から思いますし、応援しています。

 

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わんにゃん通信No.1069「メスの取扱い」

みなさん、こんにちは。

動物看護コース2年生が動物外科看護学実習 Ⅰ で、メスの取扱いについて学びました。

 

メスは、外科手術などに用いられる極めて鋭利な刃物です。

動物看護師は手術の際に、メスを使用した執刀を行いませんが、獣医師の指示のもとでメス等の器具出しを行います。

今回の実習ではメスの刃の付け外しについて体験しました。

 

まずはじめに、メスの刃が入っている包みから、刃を取り出します。

 

刃を持針器でしっかりと保持し、メスホルダーに差し込みます。

持針器はハサミのように開閉することができ、ストッパーにより開閉をロックすることができます。これにより刃を保持します。

 

メスホルダーから刃を外す際は、持針器で刃の根元を保持し引き抜きます。

刃とメスホルダーが平行にスライドするように抜くと安全に外しやすいです。

 

メスはとても鋭利な刃物です。

取扱の際には患者動物や周囲の人間に危険が及ばないよう、安全な操作を心がけましょう♪

 

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バイオ通信No.2121「化学実習1」

みなさん、こんにちは。

バイオコース1年生の化学実習が始まりました。

 

今回の実習は、吸収曲線の作成です。

新2号館実習室での、初の実習になります。

今回の実習は、バイオサイエンス実習でも行った内容ですので、復習になりますね。

 

では、実習の様子です。

 

今回は、赤色溶液、青色溶液、黄色溶液の吸収曲線を作成しました。

ほとんど実習操作はなく、グラフの作成が、ちょっと大変そうでしたが、吸収曲線から最大吸収波長を求めました。

 

次回は、ランバートベアーの法則です。

しっかりピペット操作ができるように頑張っていきましょう。

 

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わんにゃん通信No.1068「一般身体検査」

こんにちは(^_^)

 

実習で一般身体検査をしました。

一般身体検査は主に体重測定・視診・聴診・触診をして異常が無いか確認していく検査になります。

 

先ずは体重測定していきます。

体重測定にも注意しなければならないポイントがあるので確認しながら測定していきます。

 

一番は動物を台から落とさないようにすることです!!

 

身体の隅々まで視て触って確認していきます。

 

口の中も確認していきます🦷

歯肉の色・歯石・口臭・上顎など細かいところまで確認していきます。

 

聴診器を使用して心臓の音・回数を確認します。

 

学校ワンコ達全員を一般身体検査したところ異常なしでした(*^_^*)

一般身体検査は病気・ケガの早期発見に繋がる検査です。

 

日頃から動物達に触れるときは今回のポイントを意識しながら触れていってあげましょう♪

 

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バイオ通信No.2120「シリンジの取扱い」

みなさん、こんにちは。

 

バイオコース1年生の基礎実験動物学実習、動物看護コース1年生の動物形態機能学実習でシリンジの取扱いを行いました。

 

採血や投与を行う上で、シリンジの取扱いに習熟していることは非常に大切です。

 

実際に動物から採血、動物に投与する前に充分に練習しておきましょう。

 

最終的には体が自然に動くくらいに習熟していることが必要ですが、いずれそのくらいにまでなれるように、練習を重ねてもらいたいと思っています。

 

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わんにゃん通信No.1067「卒業生が来てくれました🎃」

こんにちは(^_^)

卒業生が来てくれました♪

 

写真は恥ずかしいとのことでしたので後ろ姿でハイチーズ(^_^)v

 

お土産もありがとうございました。

可愛いハロウィンオヤツです🎃

 

2人とも新校舎が初めてなので楽しそうに新校舎を探検していました(*^∪^*)

また来て下さい♪

 

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バイオ通信No.2119「バイオリアクター実験 その2」

みなさん、こんにちは。

 

今年もバイオコース2年生の発酵実習で、バイオリアクターの実験をしていることは、前回お知らせしましたが、それのその後です。

 

各班でマニュアルをもとに実験を重ねていますが、最近は自分達で自ら考え工夫したり、自分達の課題を見つけて、それを修正したりする姿が見られるようになりました。

 

実習がはじまった初期ではいろいろな投げかけをこちらからもしていましたが、今はそれはあまりしないで自主性に任せて実習が進んでいます。

 

最近では「休みの日に実験をしたいのですが・・・」なんて、意欲的な言葉も聞かれます。

2年生自身も何かをつかみかけているのかもしれませんね。

 

実験を仕事として見たときに、どのような姿勢で臨まなければいけないのか、どのように取り組んでいくべきかなどなど、いろいろと考え、行動して見て欲しいと思います。

この経験を重ねて、社会人となる上でも重要な部分が磨かれていけばと期待しています。

 

頑張れ! バイオコース2年生!!

 

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わんにゃん通信No.1066「超音波スケーラーを使いました」

みんさん、こんにちは。

 

動物看護コース2年生が、動物外科看護学実習Ⅰで歯科用超音波スケーラーについて学びました。

超音波とは一般にヒトの聴覚ではとらえられない高い振動数をもっている弾性振動波(音波)のことで、毎秒200,000Hz以上の周波数の音波をいいます。

 

超音波スケーラーは、この超音波を利用し、そのエネルギーで歯の汚れを歯面から剥離します。

 

今回の実習では、動物の歯の代わりに空き缶を使用して超音波スケーラーの操作を体験しました。

 

空き缶の塗装面を歯面の汚れに見立て、剥離します。

このときに超音波スケーラーの先端を、長時間歯面に力強く当てすぎず、優しく当てます。

 

わんちゃんの歯をスケーリングする際は、全身麻酔を必要とするので容易に処置ができません。

日常的に歯磨きをして歯周病予防をしましょう♪

 

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