湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2020年10月15日アーカイブ

わんにゃん通信No.1070「手形培地を使った手洗い・消毒効果の確認」

みなさん、こんにちは。

バイオコース・動物看護コース1年生が微生物学実習で、手形培地を使って、手洗い・消毒の効果について調べました。

 

手指の洗浄・消毒前用の手形培地を1枚、洗浄・消毒後用の手形培地を1枚作製することで、手指の洗浄・消毒前後を比較します。

 

はじめに洗浄・消毒前の手のひらを手形培地に押しあてます。

 

その後、学んだ通りの手洗い法でよく洗浄し、消毒をします。

 

洗浄・消毒後、新たな手形培地に手のひらを押しあてます。

 

2枚の手形培地を37℃で培養します。

培養後、洗浄・消毒前後の手形培地を比較します。

 

こちらは洗浄・消毒前

 

こちらは洗浄・消毒後

 

白い斑点は細菌の集落(コロニー)です。

洗浄・消毒前後のコロニー数をそれぞれカウントします。

 

中には洗浄・消毒後の方がコロニーが多いという結果となる学生もいました。

普通では考えにくい結果のようですが、こんなこともあります。

 

さて、なぜでしょうか? などという問いを先生から投げかけられ、????

解説を聞いて、なるほど!!! でした。

 

正しい手洗い、消毒があり、せっかくしっかりと行っても、効果を弱めることになるなんてこともあることを学びましたね。

手洗いと消毒の奥の深さを感じましたが、理論もしっかりと身につけて、手洗い洗浄・消毒をしっかりとしましょうね♪

 

↓↓クリックお願いします