1年生の細胞組織学実習ではアスパラガスを使って茎頂(成長点)培養を行います。
茎の先端には、細胞分裂の盛んな茎頂(成長点)とよばれる部分があります。
植物に感染したウイルスもこの茎頂部分にはなかなか入り込めません。
この茎頂だけを切り取って培養すれば、ウイルスのいないウイルスフリー苗が作り出せます。
茎頂部分を見つける練習から。
実体顕微鏡を使用しながら茎頂部分を露出していきます。
茎頂は0.5mm以下の大きさなので実体顕微鏡を覗きながら行います。
アスパラガスの袴を取り除いて、実体顕微鏡へセットします。
顕微鏡を覗きながらの作業なので最初はなかなか上手くいきませんが、慣れてくると短時間で成長点を見つけることが出来るようになります。
ちゃんと茎頂部分が露出できているか、hana先生にチェックしてもらいながら。
実習ノートへ観察記録も残しておきます。
写真に撮ったり。
スケッチしたり。
袴をめくるとこんなのが出てきます。さらにピンセットかメスの先端を使ってめくると。。
茎頂部か露出できます。
本番はクリーンベンチ内へ実体顕微鏡を持ち込んで無菌操作を行います。
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