みなさん、こんにちは。
細胞組織学実習で「アスパラガス茎頂培養」を行いました。
すでに茎頂の摘出は練習しましたが、実際にクリーンベンチで作業をすると、やはり感覚が違うようです。
練習通りには、なかなかいかないものですね。
それをわかることも大切です。
写真が鮮明ではありませんが、これがアスパラガス茎頂です。
実際には、0.3mm程度の大きさです。
これをメスで切り取り、培地に置床します。
小さいので、カメラで拡大してもあまりよくわかりませんが、こんな作業を経て、ウイルスフリー苗(植物ウイルスに感染していない植物体)が作られています。
これが植物組織培養技術の1つです。
現在、コンタミネーションをほとんどすることもなく、成長をしています。
その後「ウイルス検定」により、本当にウイルスフリーかどうか(対象の植物ウイルスが培養体に存在しないかどうか)を確認します。
ウイルス検定には、指標植物を利用する方法やELISA法、PCR法などがありますが、これらの技術についても講義で学びますし、実習で実際に手技を行うものもあります。
バイオテクノロジーは応用範囲が広い技術です。
奥が深~い・・・・・。
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