こんにちは。
1年生の動物臨床検査学実習で面白い糞便検査を行いました。
「ホルマリン・エーテル法」という集卵法です。
手順はこちら。
まず、ホルマリン(もしくは水)に便を溶かします。
そこにエーテルを2~3ml入れて振ります。
吹き出さないように注意しながら指を外し、遠心機にかけます。
最後に一番下に集まった沈渣をカバーガラスに乗せて顕微鏡で観察します。
その結果がこちら!
米粒のように見えるものすべてが虫卵です。
ちなみに、中央に見える大きい卵が壺型吸虫卵、周りにある米粒が全てマンソン裂頭条虫卵です。
見事な集まり具合に学生は驚いていました。
動物病院では行わない検査法なので、とても貴重な体験になりました。
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