湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2015.12.7

バイオ通信 No.1523「ウエスタンブロット1」

2年生の免疫化学実習で「モノクローナル抗体の作製」を行っています。
 
目的の抗体を産生するハイブリドーマ(B細胞とミエローマ細胞を細胞融合した細胞)をクローニングした後、ELISA法によってハイブリドーマの産生する抗体をスクリーニングしながら、ウエスタンブロットを行いました。
 
SDS-ポリアクリルアミド電気泳動により、抗原を分離します。
151120-1
 
抗原はIgGと水晶体です。端に分子量マーカーを入れ一緒に泳動します。
151120-2
 
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泳動後、ゲル面から抗原をメンブレン(PVDF膜)へ転写します。
151120-3
 
151120-6
ろ紙、ゲル、メンブレン、ろ紙とサンドイッチをつくります。
 
ブロッティング装置へセットし、電場をかけて転写します。
 
151120-7
プラス側、マイナス側を間違えないように。。。
 
転写後のメンブレンは分子量マーカーと抗原の一部を切り取り、アミドブラック染色します。
残りの抗原が転写されているメンブレンはブロッキング液に1晩浸けます。
きれいに転写されているかな。。
 

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