湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2014年 12月アーカイブ

わんにゃん通信№420「尿検査その①」

こんにちは、shibaです(^^)ノ
 
本日は1年生の動物看護実習の様子をお送りします!
この日行ったのは犬、猫の尿検査です。
犬や猫、さらにはうさぎやフェレットなどの動物でも、動物病院で人間と同じような尿検査を行います。
 
見たことがある方もいらっしゃるかもしれません、まずは尿試験紙を使った検査です。
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尿試験紙一枚で、糖や、pH、潜血など、さまざまな尿の性状を判定することができます。
尿を尿試験紙につけて、直後から数十秒、項目によりそれぞれ時間を計りつつ、判定していきます。
みんな真剣に判定していますね!
 
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バイオ通信No.1376「腸内細菌の同定法1」

1年生の微生物学実習では腸内細菌の同定法が始まりました。
4種類の未知検体を使い、腸内細菌の分離・同定の手技を学んでいきます。
 
青、赤、黄、緑シールの貼ってある菌液から好きな色を選び、DHL寒天培地、SS寒天培地、BTB乳糖加寒天培地に分離培養します。
37℃孵卵器内で一晩培養します。
 
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菌の性状によって培地の色が変化します。
 
自分の選んだ菌はどんな色に変化したかはしっかりと記録しておいてくださいね。
 
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わんにゃん通信No.419「便検査:後編」

みなさん、こんにちは。
 
自分の家のわんちゃん・猫ちゃんの便検査はもう少し続きます。
前編では遠心沈殿法の手順を紹介しました。後編ではホルマリン・エーテル法を紹介します。
 
便を少量取り、10%ホルマリン液で攪拌します。
 
攪拌したら、漏斗にガーゼを敷いて便を濾過します。
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濾過した糞便溶液に、さらに10%ホルマリンを加え、試験官の口から4センチのところまで満たしたら、エチルエーテルを2~3ミリリットル加えます。
 
エチルエーテルを加えたら試験官の口を指で蓋をしてシェイク!
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わんにゃん通信No.418「便検査:前編」

みなさん、こんにちは。
 
1年生の動物臨床検査学実習で、自分の家のわんちゃん・猫ちゃんの便検査を行いました。
今回は遠心浮遊法とホルマリン・エーテル法、ジアルジアの検査を学生たちが自分で行いました。
 
ちょっと記事が長くなってしまったので、今回は前編、後編に分けてお届けします。
 
まず、遠心浮遊法の手順を紹介します。
 
便を少量とり、硫酸亜鉛溶液を加え攪拌します。
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このとき、硫酸亜鉛溶液をたくさん入れすぎてしまうと、遠心の際にあふれてしまうので、スピッツ管の口から1センチのところまで硫酸亜鉛溶液を満たします。
 
便を攪拌し、硫酸亜鉛溶液を規定まで満たしたら遠心をします。
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バイオ通信 No.1375「バクテリオファージ」

1年生の微生物学実習でウイルスについての実習を行いました。
 
細菌に感染して増殖するウイルスをバクテリオファージ(ファージ)といいます。
ウイルスは宿主がいないと増殖できないし、宿主菌は決まっています。
 
宿主菌だけを培養した平板培地は菌がびっしりと生えています。
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バイオ通信 No.1374「初代培養と細胞変性効果」

1年生の微生物学実習でウイルスについての実習を行いました。
 
ウイルスはそれだけでは生きられないので、細胞などの宿主へ感染させてその細胞の変化からウイルスの力価などを調べていきます。
今回はマウスアデノウイルスを使って細胞変性効果を観察しました。
 
まず、マウスの腎臓を無菌的に取り出して小片にしてトリプシンで細胞をバラバラにします。
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一晩反応させると。。。
 
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塊だった組織が細かくなっています。
 
この細胞液を培地で浮遊させて細胞数をカウントします。培養にちょうど良い細胞数に調製して24穴マルチウエルプレートへ細胞浮遊液を入れます。
5%炭酸ガスインキュベーター内で培養を開始します。
 
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バイオ通信No.1373「実験動物2級技術者実技試験でした!」

去る12月6日(土)に実験動物2級技術者資格認定試験(実技試験)が、日本獣医生命科学大学で行われました。
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当学科からは、8月の学科試験を通過した8名(受験者全員通過)が、実技試験を受験しました。
 
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バイオ通信 No.1372「実習中の過ごし方」

2年生は実習中の空き時間を無駄にしません。
乾燥機に入っている器具を片付けたり、器具を洗浄したり、グラフを作成したり、ノートをまとめたり。
最近では、中級バイオ技術者認定試験の勉強も欠かしません!?(だといいけど。。。)
 
今日は、特製シャーペンを作ったようです。
 
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先端には青チップを装着♫
 
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バイオ通信No.1371「岡山!?へ・・・ありがとうございます!」

みなさん、こんにちは。
 
湘央生命科学技術専門学校野球部が岡山県で開催された全国大会に出場したときに、引率で参加していた職員のAさんが、大会の手伝いにいらっしゃっていた地元の専門学校教職員の方に声を掛けていただいたそうです。
 
「応用生物科学科ブログをいつも拝見しています!」
 
とてもありがたいお言葉、ありがとうございます。励みになります!
よろしければコメントなどもお寄せください。
 
これからもよろしくお願い申しあげます。
 
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