湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2014年12月9日アーカイブ

バイオ通信 No.1374「初代培養と細胞変性効果」

1年生の微生物学実習でウイルスについての実習を行いました。
 
ウイルスはそれだけでは生きられないので、細胞などの宿主へ感染させてその細胞の変化からウイルスの力価などを調べていきます。
今回はマウスアデノウイルスを使って細胞変性効果を観察しました。
 
まず、マウスの腎臓を無菌的に取り出して小片にしてトリプシンで細胞をバラバラにします。
141204-1
 
一晩反応させると。。。
 
141204-2
塊だった組織が細かくなっています。
 
この細胞液を培地で浮遊させて細胞数をカウントします。培養にちょうど良い細胞数に調製して24穴マルチウエルプレートへ細胞浮遊液を入れます。
5%炭酸ガスインキュベーター内で培養を開始します。
 
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