みなさん、こんにちは。
今回は、バイオ通信No.1339 の続きです。
手形培地を使って、手洗い方法の確認や手洗い洗剤や消毒薬の効果を調べる実験を行ったことを前回、お伝えしました。
今日は、各自、培養結果を記録した後、興味のあるコロニーから釣菌して、グラム染色をして鏡検するところをお伝えします。
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興味あるコロニーから釣菌した後は、火炎固定します。
固定後はグラム染色です。少しずつ操作に慣れていってくださいね。
グラム染色後は、鏡検です。
こんなものが見えているようです(写真がうまく撮れなくて、ごめんなさい)。
菌の形による基本的な分類として、まんまるの菌は球菌、細長い菌は桿菌といいます。
また、紫色に染まったらグラム陽性、赤色に染まったらグラム陰性と判定します。細菌細胞の表層構造の違いで、紫色と赤色というように染まり方がわかれます。
こちらは、紫色に染まっています。グラム陽性桿菌でしょうか・・・
こちらは、紫色に染まっていたり、赤色に染まっていたりするのが見られます。
複数の細菌が存在するのか、培養時間が長かったのか、染色操作が適切でなかったのかは、ここではわかりませんが、いずれにせよ、球菌のようですね。
経験を積み、適切な操作ができるようになってくださいね。
動物看護コース1年生のみなさん、動物看護師統一認定試験でもこれはよく出題されていますよ。
絶対に忘れないように、しっかりと記憶してくださいね。