みなさん、こんにちは。
今回の実習は、SDS-PAGEです。
前回のゲルろ過法と同様に唾液アミラーゼの分子量を求めました。
最初に、ゲルの作製からです。ガラス板とガラス板の間にゲルを作製します。
写真ではわかりづらいですが、上に濃縮ゲル、下に分離ゲルの2層になっています。
これを電気泳動槽にセットしてサンプルを塗布します。青色がサンプルです。
これに電流を流します。
しばらくすると、青色が下向きに移動したのわかりますか?
濃縮ゲルと分離ゲルの境目ぐらいに青色があります。
いよいよ分離ゲルにサンプルが突入していくと、青色のバンドが何本か見え始めました。
これをさらに泳動すると、さらに分離されてきました。
そして、泳動終了。
ガラス板からゲルを取り出して、タンパク染色をします。
続きを読む:バイオ通信No.1187 「生化学実習9」